スーパー耐久シリーズ2011第4戦スーパー耐久・鈴鹿300km
公式予選・公式車検2011年10月22日(土)
決勝2011年10月23日(日)

コース:鈴鹿サーキット
天候:(予選・決勝)晴れ・晴れ
路面コンディション:(予選)セミDRY(決勝)DRY
チーム:KYOSHOアリスモータースランサーX
ドライバー:田ヶ原章蔵/白坂卓也

 スーパー耐久シリーズの第4戦が鈴鹿サーキットで開催されました。10月21日(金)練習走行、22日(土)予選、23日(日)決勝と2DAYによるレースとなりました。また併設のFIA・WTCCが開催される当会場は観客動員数も通常のスーパー耐久とは桁違いな事が予想された。カラーリングチェンジと大幅な軽量化が加えられたKYOSHOアリスモータース505号車。エアロパーツも一新され見た目はもちろん、戦闘力がどれほどUPしたのかが楽しみな一戦となりました。

■練習走行10月21日
 今回はスポット参戦をS耐第4戦鈴鹿はスポット参戦を原則廃止とされ、全出走台数は控えめな33台。Aドライバー田ヶ原選手とBドライバー白坂選手が1時間づつドライブした練習走行。田ヶ原選手先行だった為、走行後白坂選手にフィーリングが伝えられます。トラブル皆無の練習走行後、チームメカニック、ドライバー共に予選への手ごたえを感じさせるコメントが。

「明らかにストレートスピードが速くなっている」

 軽量化が功を奏し車速が伸びているのです。しかし、それと共に浮き出てきた次への課題。それは足周りのセッティング。作り込んでいく上で、昨日今日で解決しない問題ではあるが次戦に向けてドライバーより現状と今後の要望がメカニックに伝えられます。

■公式予選10月23日
 早朝まで降った雨の影響で、午前中の路面はウェットコンディション。しかし、併催のWTCCでは後半になってスリックタイヤも履けるようになり、スーパー耐久の予選も全車スリックタイヤを装着してタイムアタックを行った。ST-2クラスは出走台数7台が犇めく4WDのクラスです。いつもランサーの新旧対決にスポットが当たりますが、今戦は2台のインプレッサの新旧対決もあり、注目度の高いクラスとなった。

 軽量化により前回よりパワーUPしたEVOX。路面コンディションはセミウェットの中、Aドライバー田ヶ原選手より公式予選走行開始。予選通過基準タイム2'32.512に対して2'21.418にて通過。続いてドライ路面になったBドライバー白坂選手。Aドライバーの基準タイムより速い予選通過基準タイム2'29.985に対し2'20.358と好タイムで難なく予選を通過。よって走行台数32台中総合順位12位。ST-2クラス内4位。決勝出走台数32台中12番グリッドからの出走となりました。過去最高位で予選を終える事が出来ました

◆予選総合タイム順位結果
1:CarNO.3エンドレス・アドバン・コルトスピードXTIME:4'33.575
2:CarNO.6新菱オート☆DIXCEL☆EVOIXTIME:4'35.228
3:CarNO.20RSオガワADVANランサーTIME:4'36.192
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4:CarNO.505KYOSHOアリスモータースランサーXTIME:4'41.776
ドライバー:田ヶ原章蔵TIME:2'21.418
白坂卓也TIME:2'20.358

■決勝スタート10:00
 前夜に残った雨がわずかに残る路面で32台のマシンがスタートを切りました。スタートドライバーは白坂選手。無事、車両を送り出しモニターの前で全員控えていると1LAP目でありながらピットレーンを戻ってくる505号車の画像が映ります。車両には明らかにクラッシュの痕跡が。1周目のヘアピンでパワステオイルのホースが抜けオイル漏れになり、自身のオイルをリアタイヤで踏みスピンしそのまま後続車と接触。コース上はシケインでのST-4クラスのクラッシュにより2周にわたりセーフティーカーが入るという物々しい雰囲気。

 PITINによりメカニックの懸命な修復作業が行われましたが、残念ながらダメージがリタイヤを選択せざるえない結果となりました。応援のを頂いておりましたスポンサー様、並びにファンの皆様に大変申し訳ない結果となってしまいました。次戦、最終戦に向けてこの先一ヶ月間は正念場です。何とぞ暖かい応援を賜れますよう、ご声援よろしくお願い申し上げます。

1:CarNO.3エンドレス・アドバン・コルトスピードX51LAP2:05'25.678
3:CarNO.20RSオガワADVANランサー50LAP2:03'38.548
2:CarNO.26エンドレスアドバンOCEランサー49LAP2:04'39.413
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リタイヤ:KYOSHOアリスモータースランサーXNOTIME

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