3日、日産自動車とニスモは電気自動車リーフのレース専用モデルである『NISSAN LEAF NISMO RC』が、6月11日〜12日に行われるル・マン24時間耐久レースでデモランを行うと発表した。
4月に開催されたニューヨークショーでお披露目され、その後国内で松田次生のドライブによりテストが繰り返されてきた電気レーシングカーNISSAN LEAF NISMO RC。ニューヨークショーでは、その使用目的として今季はデモランに使用されてきたが、その初めてのデモランの舞台が、伝統のサルテ・サーキットに決まった。
NISSAN LEAF NISMO RCがデモランを行うのは、『LE MANS VERS LE FUTUR(ル・マンの未来へ)』というセッション。予選日にあたる6月9日(木)の21時15分から、決勝日の6月11日(土)12時10分からという2回。ドライバーは、オートスポーツwebが日産自動車に問い合わせたところ、まだ確定はしていないとのことだったが、楽しみなドライバーになりそうだ。
ニューヨークショーでも大いに注目を集めたNISSAN LEAF NISMO RCは、世界初の量産電気自動車であるリーフをベースにしたレース専用モデル。日産自動車によれば「量産ゼロ・エミッション車(走行時にCO2や排出ガスを出さない環境に配慮した自動車)として初めてのレーシング仕様車」というモデルだ。
今季のル・マン24時間では、1991年にル・マンを制したマツダ787Bが優勝20年記念のデモランを行うことになっており、過去、そして未来の日本車がサルテ・サーキットを賑わせてくれることになりそうだ。
