ロータス・ルノーGPのチームプリンシパル、エリック・ブーリエは、同チームが将来ロバート・クビカを走らせる可能性に関して否定的な発言を行った。
来季は「ロータス」としてF1に参戦する同チームは、すでに2012年にはキミ・ライコネンとロメイン・グロージャンの新しいラインナップで臨むことを明らかにしている。
今年2月のシーズンオフにラリーで重傷を負い、現在リハビリ中のクビカに関し、ブーリエはこれまで、復帰の準備ができればチームは彼のサポートをすると述べてきた。しかし先週パリでの記者会見においてブーリエは、チームとクビカの関係の状態は「ポイントゼロ」であると発言したとBBCが伝えている。
「ロータス・ルノーとロバートの将来があるかどうか私には分からない」とブーリエは述べたということだ。
さらに彼はBBC Sportに対して次のようにコメントしている。
「ロバートのプランを知るため、我々は彼を待ち続けてきた。彼がF1に復帰するために何ができるのか、彼および彼のマネージャーとじっくり話をしたい」
「彼のF1復帰に協力できるのであれば協力するが、我々はすでに来年のドライバーたちと契約を結んでいる。我々としては彼らと共にやっていきたい」
体力面のテストのためにシミュレーターやF1マシンなど彼らの設備をクビカに使わせるかと聞かれたブーリエは、「彼が何ができるのか、彼が長期的に我々との関係を継続するのかどうかを知るために、もっと広範囲にわたる計画を話し合う必要がある」と答えた。