NASCAR NATIONWIDE SERIES
第25戦 Virginia 529 College Savings 250
開催日:9月6日
首位を争ったマット・ケンゼスが無念のクラッシュ。
カイル・ブッシュが4位フィニッシュ
9月6日(金)にNASCARネイションワイド・シリーズの第25戦「Virginia 529 College Savings 250」がリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで開催された。今大会は、1982年にスタートした同シリーズにとって、記念すべき1000レース目となる。
今大会は練習走行、予選、決勝全てが1日で行われるワンデイ・イベント。午前中2時間半の練習走行を経て、午後4時5分から予選が行われ、マット・ケンゼスが最前列2番手を確保。アレックス・ボウマンが6番手、カイル・ブッシュが7番手、ブライアン・ヴィッカーズが9番手、ケニー・ウォレスが10番手で続き、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
予選に続き、午後7時46分に0.75マイルショートオーバルを250周(187.5マイル:約300km)して競われる決勝レースがスタート。スタートダッシュを決めたKy.ブッシュが一旦2位に浮上するも、ハンドリングで苦しむKy.ブッシュはポジションをキープできず。唯一センターのラインを走行するケンゼスが2位で走行を続けた。
66周目、コース上の異物でこの日2度目のイエローコーションが出されると、全車ピットへ。ここで、5位につけていたヴィッカーズは、好ピット作業に助けられ、2位へと順位を上げたものの、痛恨のピットロード速度違反ペナルティ。首位と同一周回最後尾の24位まで後退を余儀なくされてしまった。
2位で再スタートを切ったケンゼスは、その後も首位を追い続け、後半戦に入るとケンゼスを含むトップ2台が3位以下を大きく引き離すマッチレース状態に。ヴィッカーズも着実に追い上げ、トップ10圏内までポジションを戻してきた。
171周目、この日4度目のイエローコーションで全車ピットイン。ケンゼスが2位、ピットで順位を上げたKy.ブッシュが3位、ヴィッカーズが8位、エリオット・サドラーが10位で再スタート。しかし、この最前列アウト側からスタートしたケンゼスは、ライン外のタイヤかすに乗ってしまい、9位へと一気にポジションダウン。
残り20周となったところで、周回遅れのハル・マーティンが壁にヒットし、イエローコーション。上位勢は全車、最後のスプリントへ向けピットインし、調整とタイヤ交換を行った。ここでKy.ブッシュが2位、ヴィッカーズが4位へとポジションアップ。サドラーも好ピットで9位へ順位を上げた。
残り16周で再スタートが切られると、10位につけていたケンゼスが、4ワイド状態のバトルの中でアウト側の壁にクラッシュ。レースの大半で2位を走行していたケンゼスだったが、ここでレースを終えることとなってしまった。
このイエローコーションからの再スタート直後にもクラッシュが発生し、最後は6周でのスプリント勝負に。Ky.ブッシュ4位、ヴィッカーズ6位から追い上げを狙ったが、叶わず。Ky.ブッシュが4位、ヴィッカーズが7位、サドラーが8位でチェッカーを受けた。
次戦第26戦は9月14日(土)、シカゴランド・スピードウェイで行われる。
ドライバー ブライアン・ヴィッカーズ
「レース序盤でしくじってしまった。我々の“トヨタ カムリ”は勝てるポテンシャルを持っていたのに、そのチャンスを失ってしまったのは残念だ。ピットでの速度違反は、回転計のセットでのミスか何かだと思う。原因は究明されるはずだ。勝てるチャンスがあっただけに、このミスはポイントの面でも高くついてしまった。我々の“トヨタ カムリ”は好調で、本当に速かった。しかし、ミスを取り戻すには周回が足りなかったし、最後は燃料も厳しく、ハンドリングもアンダーステア症状が強くなっていた。チームは素晴らしい“トヨタ カムリ”を仕上げてくれたし、ピットでもポジションアップを助けてくれた。おかげでなんとか上位争いに復帰し、トップ10フィニッシュは果たせた」
