NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第10戦 UNOH 225
開催日:7月7日
カイル・ブッシュが最後尾スタートから今季5勝目!
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第10戦「UNOH 225」が7月7日 (木)にケンタッキー・スピードウェイで開催された。
同シリーズ戦は、6月10日(金)の第9戦テキサス以来、約1ヶ月ぶりの開催となる。
6日(水)に2回に渡る練習走行が行われ、7日(木)は午前中の最終練習走行に続き、午後3時5分より予選開始。この日は初開催となるスプリント・カップ・シリーズの長いテスト走行セッションがあったため、Ky.ブッシュは最終練習走行をパス。それでも“トヨタ タンドラ"勢最上位の8番手グリッドを確保した。ルーキーのミゲル・パルドが11番手につけ、12台の“トヨタ タンドラ"が決勝へと進んだ。
予選に続き、日の落ちかけた午後8時23分、1.5マイルオーバルを150周(225マイル:約360km)して競われる決勝レースがスタート。8番手グリッドのKy.ブッシュは、レース前のドライバーミーティングを欠席したために最後尾グリッドまで後退し、追い上げをを強いられることとなった。
7周目、19歳のルーキー女性ドライバー、ジョハンナ・ロングが他車との接触からスピンを喫し、壁にクラッシュ。リタイアとなってしまった。
序盤からハイペースで順位を上げていたKy.ブッシュは、このイエローコーションからの再スタート時には20位まで浮上。19周目の2度目のイエローコーションでは各車給油のみのピットを終え、Ky.ブッシュは13位で再スタートを切ると、一気にトップ10へとポジションアップ。この日速さを見せたシボレー勢に食らいつき、6位争いを展開した。
50周を過ぎ、前を行くシボレー勢がグリーン下で給油のためにピットインを強いられる中、Ky.ブッシュはそのまま走行を続け、徐々に順位を上げていった。85周目にジョン・キングがバトルの中で単独スピン。どこにもぶつからなかったが、イエローコーションとなり、ここで全車ピットイン。Ky.ブッシュは素晴らしいピット作業もあり、ついに首位に躍り出た。
77周目、Ky.ブッシュの後方で順位を争っていた車両が接触し、スピン。これに後続が突っ込み、多重クラッシュが発生。キングと、このレースがデビュー戦であったジョシュ・リチャーズが巻き込まれてしまった。
その後も首位での走行を続けたKy.ブッシュは、100周過ぎには速さに勝るシボレー勢の先行を許すも、ライバルがトラブルにより自滅していくのにも助けられ、134周目、最後のグリーン下でのピット作業を終えた時点で首位に復帰した。
60周近くにわたってイエローコーションの出なかったレースだが、チェッカー目前となった143周目と147周目にスピンとクラッシュでイエローコーション発生。最後のクラッシュでは、レースを通してトップ10圏内を走行していたパルドと、ティモシー・ペターズが巻き込まれてしまった。
これでレースは2周延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー"の2周スプリントで再スタート。トップでの再スタートとなったKy.ブッシュは、若きシボレードライバーの猛追を凌ぎ、そのままトップでチェッカー。今季5勝目を挙げた。3位に終盤ポジションアップを果たしたブレンダン・ゴーアン、4位にディフェンディングチャンピオンのトッド・ボダイン、8位にデイビッド・スター、10位にトラヴィス・クヴァピルが入り、“トヨタ タンドラ"は5台がトップ10フィニッシュを果たした。
次戦第11戦は7月16日(土)に米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催される。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「チームクルーに感謝している。彼らは本当に速い“トヨタ タンドラ"を用意してくれた。それは今夜最速の存在ではなかったかも知れないが、最後トップでチェッカーを受けるに十分な速さを持っていた。終盤のいくつかの再スタートを上手く決め、後方のトラブルに巻き込まれることなく首位を守ることができた。最後の2つの再スタートでは、(シボレー勢の)彼らが初優勝めざして戦っているのはわかっていた。彼らよりも良い再スタートを切るために、タイヤをスピンさせず、最適な加速を心がけ、それを上手く実行することができた。我々にとって素晴らしい夜だった」
