NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第18戦 fred's 250
開催日:10月6日
パーカー・クリガーマンがキャリア初勝利!
“トヨタ タンドラ"1−2フィニッシュ
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第18戦「fred's 250」が10月6日 (土)にタラデガ・スーパースピードウェイで開催された。
超高速コースのタラデガは“トヨタ タンドラ"が得意とするコースの一つで、2007年から2010年まで4年連続での勝利を飾っている。
5日(金)練習走行に続いて午後4時10分から予選が行われ、カート・ブッシュが6番手、トッド・ボダインが7番手、ティモシー・ペターズが8番手、パーカー・クリガーマンが9番手と続き、12台の“トヨタ タンドラ"が決勝へと進んだ。
6日(土)午後3時23分に2.66マイルオーバルを94周(250.04マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタート。
トヨタ勢最上位6番手スタートのKu.ブッシュは、スタート直後こそ隊列の中で後退したが、その後徐々にポジションを取り戻し、2位へと浮上。15周目にデイビッド・スターがアウト側の壁にヒット、32周目にはリック・クロフォードのスピンにより、それぞれイエローコーションが出され、全車ピットへ。ここで給油のみとするか、タイヤを交換するかの戦略が分かれ、最初のコーションでタイヤを交換したボダイン、2度目のコーションでピット作業に遅れを生じたクリガーマンはそれぞれ20位以下へと順位を落としてしまった。
2度目のイエローコーションの後、トップ10圏内に浮上していたロス・チャステインがスピンを喫し、コントロールを失ったままイン側にいたボダインとジョニー・チャップマンに接触。3台の“トヨタ タンドラ"は車両にダメージを負い、レース折り返しを前にして戦線離脱となった。
このイエローコーションで、ペターズが給油のみのピットとし2位に浮上。アウトサイド最前列からの再スタートで好ダッシュを見せ、首位を奪取した。
イン側隊列の先頭で首位に付けるペターズに対し、アウト側隊列先頭で追うKu.ブッシュはじりじりと追い上げると、53周目にペターズとのサイド・バイ・サイド状態から首位に浮上。29番手スタートから追い上げ上位争いに加わったジョニー・ソーターが58周目には首位に立つなど、タラデガならではの激しいリードチェンジバトルとなった。
その後トップ10までポジションを戻していたクリガーマンが、今度は電装系のトラブルに見舞われ、78周目、この日5回目のピットインでバッテリー交換。19位へと後退。しかし、残り14周で再スタートが切られると、クリガーマンはドラフトパートナーのジェイソン・ホワイト(フォード)と共に猛烈なダッシュを見せ、大外からライバルをごぼう抜き。ペターズとKu.ブッシュが2位、3位につけていたイン側の隊列を一気にパスすると、クリガーマンはホワイトに次ぐ2位に浮上した。
83周目にこの日6度目のイエローコーションとなり、レースは残り6周で再スタート。誰もが最後の大逆転を狙い、ポジション争いを繰り広げる中、クリガーマンは再びアウトから、今度はジョニー・ソーターを従え快走。首位でファイナルラップに入った。
ファイナルラップの第3ターン進入時には、隊列は崩れ、中団グループは3ワイド、4ワイドでのバトルとなったが、最終コーナーを立ち上がったところでこの中団で接触から多重クラッシュが発生。イエローコーションでのチェッカーとなり、クリガーマンとソーターの“トヨタ タンドラ"が1−2フィニッシュ。
クリガーマンはシリーズデビュー44戦目にして初めての勝利。これまで5回2位フィニッシュしているクリガーマンにとって嬉しい初勝利となった。
ペターズが5位。Ku.ブッシュが7位。今大会カイル・ブッシュ・モータースポーツの2台目をドライブしたジャーマン・キロガが8位で続いた。
ランキングではペターズ3位は変わらず。クリガーマンが4位へと一つ順位を上げた。
次戦第19戦は10月27日(土)に米国東部バージニア州マーティンズビルのマーティンズビル・スピードウェイで開催される。
ドライバー パーカー・クリガーマン:
「私が今このヴィクトリーレーンに立てたのは、本当に多くの人たちが支えてくれたおかげであり、彼らにはどれだけ感謝しても足りない。今日のレースでは、多くの困難と闘ってきた。異常振動に続き、バッテリやオルタネーターのトラブルにも見舞われた。それらのトラブルを克服した後は、ただ最後まで上位を目指し走り続けるだけだった。最後のドラフティングパートナーとして、この勝利を可能にしてくれたジョニー・ソーターにも感謝したい。この勢いで、今季の残りのレースもタイトル獲得を目指し戦い続ける」
