NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第15戦 Fan Appreciation 200
開催日:9月8日
2度の“グリーン・ホワイト・チェッカー”の波乱。
5台の“トヨタ タンドラ”がトップ10フィニッシュ
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第15戦「Fan Appreciation 200」が9月8日(日)に米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催された。
今大会はカップ・シリーズ、ネイションワイド・シリーズとは離れたアイオワでの開催となったため、掛け持ちドライバーはおらず、シリーズレギュラーとスポット参戦の若手によるレースとなった。今季の同シリーズは若手とベテランによる激戦が繰り広げられており、直近の8戦は全て異なるドライバーが勝利を挙げている。
アイオワでの同シリーズ戦は2009年から行われており、昨年からは年2回開催されている。昨年と今年の7月の大会ではティモシー・ペターズが勝利。今季のアイオワ連続勝利に期待がかかった。
7日(土)午後6時5分から予選が行われ、17歳のルーキー、エリック・ジョーンズが、デビュー4戦目にして自身最上位となる、最前列2番手グリッドを獲得。ペターズが6番手、19歳のダレル・ウォレス・Jr.が10番手につけ、9台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。
8日(日)午後1時17分、0.875マイルオーバルを200周(175マイル:約280km)して競われる決勝レースがスタート。最前列スタートのE.ジョーンズはポジションを守れず、これをかわしたペターズが4位へと順位を上げた。
37周目にスピン車両によりこの日最初のイエローコーションが出されると、1台を除いてピットへ。タイヤ交換本数で戦略が分かれ、17番手スタートのコールターがここで大きくポジションアップ。ペターズが5位、コールター6位で再スタート。
その後は90周あまりにわたってイエローコーションが出ず、長いスティントとなったが、ペターズが健闘、80周目に3位、111周目に2位に浮上した。120周目過ぎからグリーン下でのピットが始まり、ほぼ全車がグリーンピットを終えた135周目、コース上の異物により2度目のイエローコーション。
ペターズ2位、クラフトン3位、ソーター5位、D.ウォレス・Jr.6位、E.ジョーンズ7位、ジャーマン・キロガが10位で141周目に再スタート。インサイドから好ダッシュを決めたペターズが首位に立った。
ペターズは33周にわたって首位を快走。169周目に再びコース上の異物でこの日3度目のイエローコーションが出されると、上位のペターズ、クラフトン、ソーターを含む9台が全車最後の戦いへ向けピットへ向かった。
残り27周での再スタートが切られ、首位ペターズはイン側を選択。サイド・バイ・サイドでの首位争いで接触したペターズはバランスを崩し、3位に後退。
188周目の4度目のイエローコーションを経て、残り6周で再スタートが切られたが、僅か1周後、3位走行中のペターズに後続が接触し、ペターズがスピン。壁にはヒットしなかったものの、ピットインを余儀なくされ、首位と同一周回最後尾の14位へと後退。レースは5周延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー”に。
204周目に再スタートが切られたが、その直後に9位につけていたジョーイ・コールターが、スライドしたイン側の車両に接触され、2台は壁に激しくクラッシュ。2度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー”となった。
波乱の終盤で、12周もの延長となったレースは、予選後の規定外の調整により最後尾スタートながら追い上げたソーターが4位。ウォレス・Jr.が5位、キロガが6位、クラフトンが7位、E.ジョーンズが9位と、5台の“トヨタ タンドラ”がトップ10フィニッシュを果たした。
ポイントリーダーのクラフトンは、若干ポイント差は詰められたもののそのポジションをキープ。ペターズも12位でフィニッシュし、ランキングは5位と一つ上げることとなった。
次戦第16戦は9月13日(金)にシカゴランド・スピードウェイで開催される。
ドライバー ジョニー・ソーター
「2週前のブリストル戦でも後方スタートから4位に入り、今日も同様の結果となった。チーム全員を誇りに思う。彼らは決して諦めなかった。昨日の予選でトラブルに見舞われ、修理のために後方スタートを強いられた。圧倒的な速さがあったわけではないが、安定したペースで、着実に順位を上げることが出来た。この勢いで来週のシカゴ戦に臨みたい」
