NASCAR NATIONWIDE SERIES
第22戦 Zippo 200 at the Glen
開催日:8月7日
マーコス・アンブローズが“ザ・グレン"3年連続勝利!
8月7日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第22戦「Zippo 200 at the Glen」がワトキンス・グレン・インターナショナルで開催された。
同コースでは、2008年、2009年とマーコス・アンブローズが勝利を挙げており(2008年はフォード)、非常に得意としている。
また、今大会には元F1チャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴが参戦。キャンピング・ワールド・トラック・シリーズにも参戦経験を持つヴィルヌーブは、昨年のモントリオール戦で4位。今年6月に初めてネイションワイド・シリーズが開催されたロードアメリカでも終盤まで首位争いを展開するなど、ロードコース戦では速さを見せており、初レースとなるワトキンス・グレンでのパフォーマンスに注目が集まった。
6日(金)に2時間に渡る練習走行が行われ、7日(土)午前9時10分からネイションワイド・シリーズのロードコース戦独特の、8グループに分けて4分ずつアタックする予選が開始。
アンブローズはコースレコードを更新するタイムを叩き出し、ポールポジションを獲得。ジョーイ・ロガーノが2番手、カイル・ブッシュが5番手。ヴィルヌーヴも6番手につけ、11台の“トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。
午後2時24分に、2.45マイルロードコースを82周(201マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのアンブローズが順調にポジションを守り、2番手スタートのロガーノがこれに追随。序盤はこの2台が3位以下を大きく引き離す展開となった。
11周を過ぎたあたりから各車がグリーン下でピットに入り始め、上位勢では4位につけていたKy.ブッシュが13周目、2位のロガーノが14周目にピットイン。首位のアンブローズは19周目まで引っ張ってピットに向かった。
20周目にこの日初めてのイエローコーションが出され、数台がピットイン。24周目の再スタートは、ロガーノがトップ、アンブローズ2番手、Ky.ブッシュ3番手で切られた。
再スタートが切られた直後、第1コーナーを立ち上がったところで中団グループで多重クラッシュが発生。ジェイソン・リフラー、トレヴァー・バイン、ブレンダン・ゴーアンら10台が巻き込まれる大クラッシュとなり、レースは車両排除のために赤旗中断となった。
25分ほどの中断の後、イエローコーションを経て27周目に再スタート。ロガーノを先頭に、再スタートでアンブローズをかわしたKy.ブッシュが2位、アンブローズが3位で続いた。翌周のストレートでは、激しい“トヨタ カムリ"同士の首位争いの末に、Ky.ブッシュがロガーノをパス。ライン取りの苦しくなったロガーノを、アンブローズと続くロン・フェローズ(シボレー)がかわし、ロガーノは4位へ後退。
首位を逃げるKy.ブッシュに、アンブローズはテール・トゥ・ノーズで猛プッシュ。41周目に、周回遅れを上手く利用してアンブローズがKy.ブッシュをパスし、首位に浮上した。
首位に立ったアンブローズは、一気にKy.ブッシュを引き離し、独走状態に。50周過ぎのグリーン下でのピットのあとにイエローコーションが出され、マージンは帳消しとなったが、 57周目に再スタートが切られた後も見る見るその差を広げていき、62周目には3秒以上となった。
2位を走行していたKy.ブッシュは62周目に第1コーナーでコースアウト。ロガーノらの先行を許し、4位に後退。
63周目にこの日4度目のイエローコーションとなり、66周目にアンブローズ首位、ロガーノ2位、Ky.ブッシュ4位で再スタート。この再スタートも着実に決めたアンブローズは、再び首位を逃げ、3秒近い差をつけてトップでチェッカー。伝統の“ザ・グレン"でシリーズ史上2人目となる3年連続勝利をポール・トゥ・ウィンで飾った。
2位にはロガーノが続き、“トヨタ カムリ"は1−2フィニッシュ。Ky.ブッシュが5位、ヴィルヌーヴが8位、スティーブ・ウォレスが9位に入った。
次戦第23戦は8月14日(土)、ミシガン・インターナショナル・スピードウェイで行われる。
ドライバー マーコス・アンブローズ:
「非常に大きな勝利だ。我がチームのクルーチーフは、私のキャリアの中でも重要な存在であり、これまでヴィクトリーレーンに上がることができた全てのレースは彼のおかげだ。チームにとっても素晴らしい一日となった。今シーズン限りでこのチームから離れることになるが、勝利を捧げることができて良かった。明日のカップ・シリーズでも勝ちたいと思っているが、今日の勝利はとても嬉しい」
