NASCAR SPRINT CUP SERIES
第28戦 AAA 400 開催日:9月26日
デニー・ハムリンが9位フィニッシュでランキング首位を維持
ジョーイ・ロガーノが3位フィニッシュ
9月26日(日)、米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第28戦「AAA 400」が開催された。
ドーバーの1マイルオーバルはコンクリート舗装の路面を持ち、通称“モンスター・マイル”と呼ばれる難コース。スプリント・カップ・シリーズでは年に2回レースが開催され、今季春の大会では、カイル・ブッシュが勝利を挙げている。
24日(金)午後3時10分から予選が行われ、マーティン・トゥルークス・Jr.が3番手。現在“チェイス”でランキング首位につけるデニー・ハムリンが4番手で2列目に並んだ。“チェイス”ランキング3位のKy.ブッシュは11番手グリッドを確保し、12台の“トヨタ カムリ”が決勝に進んだ。
26日(日)午後1時18分に1マイルオーバルを400周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
序盤は3番手スタートのトゥルークス・Jr.がポジションを守り、38周目の最初のイエローコーション時に、ピットでひとつ順位を上げ、首位争いを展開。
50周目、15位前後を走行していたデイビッドロイティマンがスピンし壁にクラッシュ。大きなダメージを負ってしまった。
その後はイエローコーションが出ず、113周目頃からグリーン下で各車ピットイン。全車がピットを終えた時点で、トゥルークス・Jr.が2位、ハムリンとKy.ブッシュもトップ10圏内を維持。
トゥルークス・Jr.は、まもなく3位に浮上してきたKy.ブッシュと共に、首位争いを展開していたが、190周目のピットインの後、タイヤの振動に見舞われ、208周目、グリーン下でピットイン。駆動系のトラブルにより、ガレージでの修復を余儀なくされ、無念の後退となってしまった。
代わって2位に浮上したKy.ブッシュに、19番手と後方スタートから着実な追い上げを見せてきたジョーイ・ロガーノが3位で続いたが、またしても長くイエローコーションが出ない状況となり、各車タイヤの厳しい状態で我慢の走行。265周目頃から再びグリーン下でのピット作業が始まった。
このグリーン後も2位をキープしたKy.ブッシュは、290周目にこの日4度目のイエローコーションが出されると、ここでのピット作業で首位を奪取。得意の再スタートも決め、トップをキープ。後方では、3位のロガーノが、ジミー・ジョンソン(シボレー)との激しいバトルを制し、2位に浮上した。
しかし、日差しが雲に遮られ、コンディションが変化していく中で、またしてもイエローコーションの出ない展開が続き、ハンドリングの変化に苦しんだKy.ブッシュは、ジョンソン、ロガーノらの先行を許すこととなってしまった。
360周過ぎからの、この日最後となるグリーン下でのピット作業を終えた後も、上位勢で大きな順位の変動はなく、ロガーノは3位、Ky.ブッシュが6位、ハムリンが9位でチェッカー。“チェイス”を争うトヨタの2台は、苦しみながらも粘り強く走り抜き、共にトップ10フィニッシュを果たした。
この結果、ランキングでは、ハムリンが2位に35ポイント差での首位をキープ。Ky.ブッシュもハムリンから45ポイント差で3位の座を守った。
次戦第29戦は10月3日(日)、米国中西部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイで行われる。
ドライバー ジョーイ・ロガーノ:
「我々の“トヨタ カムリ”は本当に調子が良かった。後方からのスタートを強いられたが、チーム全員の努力でポジションを上げ、また、調整も上手くいった。クルーチーフは良い仕事をしてくれた。今日の結果には満足している。もう少しで勝てる感触もあったが、少し足りなかった。それでも、昨年に比べれば文句のない結果だ」
ドライバー デニー・ハムリン:
「悪くない一日だった。ここドーバーは大きな難所であり、これまで毎年“チェイス”のドーバー戦では苦戦を強いられてきた。ライバル達が追い上げてきていることは分かっていたが、この難コースとも戦う必要があった。我々の“トヨタ カムリ”は、今日は最速とは言い難かったが、戦い続け、なんとか結果を得た。それこそが我々が今週やるべきことだったのであり、次週以降に繋がっていくはずだ」
