NASCAR NATIONWIDE SERIES
第3戦 Sam's Town 300
開催日:3月10日
マーク・マーティンが惜しくも2位
3月10日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第3戦「Sam's Town 300」がラスベガス・モーター・スピードウェイで開催された。
9日(金)2度の練習走行を経て、10日(土)決勝を前に午前10時35分から予選開始。ブライアン・スコットが2列目4番手、今大会初めて同シリーズに“トヨタ カムリ”で出場する53歳のベテラン、マーク・マーティンが7番手グリッドを確保。ルーキーのジェイソン・ボウルズが10番手につけ、10台の“トヨタ カムリ”が決勝に駒を進めた。
午後5時19分に1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。
4番手スタートのスコットは好スタートで一時2位に浮上。しかし、11周目に出されたこの日最初のイエローコーションで給油と調整のためにピットイン。マーティンを含む9台がコース上に残ったため、スコットは10位に後退。マーティンは6位へとポジションを上げた。
地元出身のカイル・ブッシュは20番手スタートから、19周目にはトップ10圏内まで順位を上げていたが、24周目の第2ターンでスピン。内側の壁にクラッシュし、車両後部に大きなダメージを負ったためガレージでの修復を余儀なくされてしまった。
このイエローコーションで各車ピットに向かい、マーティンが3位、スコットが4位で再スタート。3ワイドでの激しい上位争いの末に2位に浮上したスコットは、48周目、3回目のイエローコーションからの再スタートでついに首位を奪取した。
その後も首位争いを繰り広げたスコットだったが、95周目、他車とのサイド・バイ・サイドのバトルでコントロールを失い、第4ターン外側の壁に激しくクラッシュ。スコット自身は無事だったが、レースはリタイアとなってしまった。
このイエローコーションで各車ピットイン。ここでマーティンは給油のみの素晴らしく速いピット作業で首位に浮上。再スタートでも好ダッシュを見せ、後続との差を広げていった。
一昨年のシリーズチャンピオンであるブラッド・ケゼロウスキー(ダッジ)が追い上げるシーンもあったが、差を詰められたマーティンは再びその差を広げるスパート。その直後、ケゼロウスキーは燃料切れに見舞われ後退。マーティンと2位リッキー・ステンハウス・Jr.(フォード)との差は2秒以上に広がった。
144周目、コース上に車両が停まってしまったためにこの日6度目のイエローコーション。全車最後となるであろうピットへ。ピット出口での勝負は、鼻の差でステンハウス・Jr.が制し、マーティンは2位で再スタート。ケニー・ウォレスもここで9位にジャンプアップを果たした。
再スタート後も、昨年のシリーズチャンピオンである若きステンハウス・Jr.と、30歳近い年齢差のマーティンによる首位争いが展開。マーティンは最後までステンハウス・Jr.を追ったが、惜しくも逆転はならず、2位でフィニッシュ。K.ウォレスが11位に入った。Ky.ブッシュは大きなダメージを受けた車両を70周近い時間をかけて修復。地元のファンの前で、33位でチェッカーを受けた。
次戦第4戦は3月17日(土)、ブリストル・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー マーク・マーティン:
「チームオーナーとチームのスタッフ全員、スポンサーに感謝したい。我々の“トヨタ カムリ”は文句ない仕上がりで、チームスタッフも素晴らしかった。終盤はリッキー・ステンハウス・Jr.を捕らえようと試みたが、何度もクラッシュしそうになってしまった。しかし、名門ジョー・ギブズ・レーシングの一員として、このような素晴らしい“トヨタ カムリ”でレースを戦い、本当に楽しめた」
