NASCAR NATIONWIDE SERIES
第31戦 Dollar General 300 Miles of Courage
開催日:10月14日
カイル・ブッシュが惜しくも2位フィニッシュ
10月14日(金)にNASCARネイションワイド・シリーズの第31戦「Dollar General 300 Miles of Courage」がシャーロット・モーター・スピードウェイで開催された。
13日(木)に2度の練習走行を行い、14日(金)決勝を前に午後3時5分から予選開始。ジョーイ・ロガーノが4番手、Ky.ブッシュが6番手、ブライアン・スコットが8番手と、ジョー・ギブス・レーシングの3台がトップ10グリッドを獲得し、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
午後7時48分、1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。
4番手スタートのロガーノが若干後退したのと入れ替わるように、好スタートを切ったKy.ブッシュが4位へ。その後、2台がひとつずつ順位を上げた25周目、中団グループにつけていたジョー・ネメチェクがエンジントラブルに見舞われ最初のイエローコーション。全車最初の給油を行うべくピットへ。Ky.ブッシュが4位、ロガーノが7位で再スタートを切ったあとは、ロガーノが順位を上げ、Ky.ブッシュと共にトップ5をキープした。
68周目に出された3度目のイエローコーションで全車が2度目のピットへ向かうと、唯一2本タイヤ交換としたスティーブ・ウォレスが19位から一気にKy.ブッシュ、ロガーノに次ぐ6位へとジャンプアップを果たした。しかし、S.ウォレスは再スタートで出遅れ、後続に飲み込まれる形でずるずると後退。
その後、3位を走行していたKy.ブッシュは、95周目についに前走車を捕らえ、2位に浮上した。
前のイエローコーションでのピット作業から50周以上が過ぎ、何台かがグリーン下でのピット作業を始めた127周目、20位前後を走行していたライアン・トゥルークスが壁に接触。車体右側にダメージを負ったR.トゥルークスはそのままガレージへ。上位勢はピットへ向かうと、他のチームよりも2秒以上速いピット作業をこなしたKy.ブッシュが首位に浮上。ロガーノは3位キープ、スコットも3つポジションを上げて6位で再スタートとなった。
135周目に再スタートが切られると、3ワイドのバトルでロガーノがKy.ブッシュのインをつき、前に出たが首位奪取はならず。Ky.ブッシュはロガーノを抜き返し、前を行く2台を追うと、158周目に2位浮上。首位を行くブラッド・ケゼロウスキー(ダッジ)を追った。
170周目、首位を走行していたケゼロウスキーがタイヤのパンクに見舞われ突然スローダウン。直後のKy.ブッシュは間一髪でこれをかわし、イエローコーションでのピットに向かったが、数台が2本タイヤ交換作戦を採ったため、4位で再スタート。Ky.ブッシュは再スタート後、前を行く3台をあっという間にパスし、首位に再浮上した。
Ky.ブッシュに続く2位へと浮上し、追いすがる2台のフォード勢と2位争いを繰り広げていたロガーノは、残り10周となった190周目、サイド・バイ・サイドでのバトルでバランスを崩し、ウォールにヒット。ピットでの修復を余儀なくされ、首位と同一周回にはとどまったものの最後尾の19位へと後退してしまった。
残り5周で再スタートが切られると、首位のKy.ブッシュは最前列に並んでいたカール・エドワーズ(フォード)の先行を許し、2位へ後退。Ky.ブッシュは諦めずにエドワーズを追い、テール・トゥ・ノーズでのバトルが最後まで続いたが、僅かに及ばず、0.223秒差でKy.ブッシュは2位フィニッシュ。スコットが5位に入った。
次戦第32戦は11月5日(土)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。
18号車(カイル・ブッシュ)のクルーチーフ ジェイソン・ラトクリフ:
「首位争いができ、エキサイティングなレースだった。1.5マイルオーバルは、今季の我々にとっては得意なコースではない。しかし努力を続けてきた甲斐があった。今夜は大部分が上手く行っていたが、唯一再スタートで少し苦しんでいた。単純にパワーの問題ではないかと思う。カイル(ブッシュ)は非常に上手く戦ってくれたし、逆転されたのは彼の実力不足によるものではない。首位争いができたのは素晴らしいことであり、残念ながらあと一つ順位は届かなかったが、カイルとチームを本当に誇りに思っている」
