NASCAR NATIONWIDE SERIES
第25戦 Food City 250
開催日:8月26日
“トヨタ カムリ"1−2フィニッシュ!
カイル・ブッシュがシリーズ50勝の新記録達成!
8月26日(金)にNASCARネイションワイド・シリーズの第25戦「Food City 250」がブリストル・モーター・スピードウェイで開催された。
ブリストルでは、昨年までネイションワイド・シリーズでの“トヨタ カムリ"の勝利はなかったが、昨年8月の大会で、カイル・ブッシュが“ブリストル・スウィープ"を果たした際に初勝利。今年3月の第4戦もKy.ブッシュが制し、目下2連勝を続けている。
今大会は全ての走行スケジュールが26日(金)の1日で行われるワンデイ・イベントとなっており、午前中の練習走行に続き、併催されるスプリント・カップ・シリーズのスケジュールを縫って午後3時40分から予選が行われた。予選ではカイル・ブッシュが今季2度目となるポールポジションを獲得。チームメイトのジョーイ・ロガーノが2番手で続き、“トヨタ カムリ"が最前列グリッドを独占。ケニー・ウォレスが2列目4番手グリッドを確保。9台“トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。
午後7時46分に0.533マイルショートオーバルを250周(133.25マイル:約214km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのKy.ブッシュが順当にスタートを決め、ロガーノも2位をキープ。この2台が後続を引き離す序盤戦となった。
35周目、このレースにスポット参戦し、14位を走行していたデイビッド・ロイティマンが他車とのバトルの末にスピン。どこにもぶつからなかったが、コース上にストップし、イエローコーションとなった。
上位勢はほとんどピットに向かわず、Ky.ブッシュは再スタート後も首位をキープ。前半戦を支配したが、114周目に、周回遅れに阻まれて首位の座を譲ることに。
レースが折り返しとなった125周目に2度目のイエローコーションが出されると、全車ピットイン。Ky.ブッシュは2位、ロガーノが3位、ブライアン・スコットが9位、K.ウォレスが10位で132周目に再スタート。
しかし、再スタートが切られてまもない136周目、スコットをパスして9位を走行していたK.ウォレスが壁にクラッシュ。ダメージはサスペンションにまで及んでおり、K.ウォレスはここでレースを終えることとなってしまった。
再び2位で再スタートを切ったKy.ブッシュは、ぴたりと首位のクリント・ボウヤー(シボレー)に追走し、162周目にアウト側から一気にパス。その後も、Ky.ブッシュとボウヤーの首位争いが続いた。
191周目にこの日5度目のイエローコーション。ここでKy.ブッシュら上位勢はピットに向かったが、4位を走行していたロガーノと数台がコース上に残り、ロガーノが首位、Ky.ブッシュは4位で再スタート。再スタートが切られるとすぐにKy.ブッシュはロガーノのすぐ後ろにつき、206周目にロガーノをパス。
しかし、ロガーノも諦めず、終盤戦はKy.ブッシュとロガーノが激しくサイド・バイ・サイドでのバトルを展開。2台の超接近戦は最後まで続き、ファイナルラップは2台がほぼ併走したまま周回。
最後まで結果のわからないチームメイト同士のバトルは、2台が並んだままフィニッシュラインを通過。ブリストルでの電子計測が始まって以来最少記録となる、0.019秒差でKy.ブッシュがロガーノを制し、今季シリーズ7勝目を挙げた。Ky.ブッシュはこの勝利で、ネイションワイド・シリーズでの通算勝利数を50とし、49勝のマーク・マーティンをかわして単独首位に躍り出た。Ky.ブッシュは同シリーズのブリストル戦3連勝。
ロガーノは惜しくも2位。6位にマイケル・アネット、10位にブライアン・スコットが入った。
次戦第26戦は9月3日(土)、アトランタ・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「信じられない。私自身も、チームも大好きなコースの一つであるブリストルで新記録を達成することができて嬉しい。本当に素晴らしい夜だった。我々の“トヨタ カムリ"は文句ない仕上がりだったが、クリント(ボウヤー:シボレー)が追い上げてくるはずなので、彼を破らなくてはならないと思っていた。しかし、最後に戦うべき相手はチームメイトのジョーイ(ロガーノ)だった。彼らの“トヨタ カムリ"も素晴らしく速かった。彼らのチームにも祝福を送りたい」
