NASCAR NATIONWIDE SERIES
第18戦 Feed the Children 300
開催日:7月8日
終盤の燃費レースでカイル・ブッシュが惜しくも3位
7月8日(金)にNASCARネイションワイド・シリーズの第18戦「Feed the Children 300」がケンタッキー・スピードウェイで開催された。
ケンタッキーは2008年にジョーイ・ロガーノがシリーズ初勝利を挙げたコースであり、以降、昨年まで3年連続でポール・トゥ・ウィンでの完全勝利を飾っている。今大会、この記録の更新に期待がかかった。
また、前日7日(木)に同コースで行われたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、カイル・ブッシュが勝利を挙げており、昨年のブリストルでKy.ブッシュが成し遂げた、前人未踏の同一週末完全制覇の再現がなるか、注目の集まる一戦となった。
8日(金)は朝からの降雨により、午前中に予定されていた練習走行は遅れて開始され、時間も短縮。午後3時35分からの予選は予定通り行われ、ジョーイ・ロガーノが4番手、ブライアン・スコットが7番手。スティーブ・ウォレスが9番手につけ、9台の“トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。注目のKy.ブッシュは予選でクラッシュし、41番手グリッドとなったが、バックアップカーに乗り換えるため、最後尾スタートとなった。
午後7時48分、1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。
前半戦は、ロガーノがトップ5を走行する一方で、スコットもトップグループより速いタイムで走行。44周目に最初のイエローコーションとなり、ピット作業を終えての再スタートでは、スコットがロガーノもかわして4位に浮上した。また、最後尾スタートのKy.ブッシュも素晴らしい追い上げを見せ、52周目にはトップ10圏内までポジションを上げてきた。
66周目に2度目のイエローコーションが出されると、Ky.ブッシュはピット作業に助けられ、4位へポジションアップ。3位のロガーノと共にさらに上位を伺った。
日が完全に落ち、レースが折り返しとなった101周目、9位を走行していたスコットが、周回遅れの車両をパスしようとして接触。スピンを喫し、壁にクラッシュしたスコットは22位まで順位を落としてしまった。
135周目に出された5度目のイエローコーションでは、それまで5位、6位を走行していたKy.ブッシュとロガーノに対し、タイヤ無交換や2本交換作戦を採った車両が先行し、Ky.ブッシュが9位、ロガーノ10位で再スタート。
Ky.ブッシュは“トヨタ カムリ"の速さを活かし159周目には3位までポジションアップ。しかし、その後はイエローコーションが出ず、Ky.ブッシュは燃料をセーブするためにペースを押さえざるを得なくなり、189周目には5位まで後退。その後、前を行くフォードの2台がピットへ向かったために3位まで順位を戻したが、トップ2台はKy.ブッシュとは大きく差をつけたまま、無給油での走行を続けた。
Ky.ブッシュと共に無給油で4位につけていたロガーノは、チェッカーを目前にした199周目に痛恨の燃料切れに見舞われピットへ。
Ky.ブッシュは最後まで走りきり、3位でフィニッシュ。ケニー・ウォレスが6位、マイケル・アネットが7位、残り1周でのピットインを余儀なくされたロガーノは10位でチェッカーを受けた。
次戦第19戦は7月16日(土)、ニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「今日起きたことを全て考慮に入れれば、良いレースだったといえるだろう。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。バックアップカーに全ての調整を施し、最後尾からのスタートだったのにもかかわらず、大きく順位を挙げることができた。我々にとって3位というのは本当に価値のある結果だ。恐らく、純粋な速さで言えば今夜は5番目か6番目だったと思う。これを改善すべく、今後も更に努力を続けていく」
