2014年F1第18戦ブラジルGPの公式予選Q1は、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。各車のタイムと順位は以下のとおり。
今週末のブラジルGPもケータハムとマルシャの欠場により、18台のエントリーとなったことから前回のアメリカGPと同様、予選フォーマットが変更。ファーストセッションのQ1は4台がノックアウトされ、セカンドラウンドのQ2には上位14台が進出する。
セッションはドライコンディションでスタートしたものの、徐々に雨雲が近づいていることもあってメルセデス2台もソフトタイヤでアタックをスタート。ルイス・ハミルトンとロズベルグはそれぞれ5周のランを行い、まずはロズベルグが1分10秒347でトップ。ハミルトンがコンマ1秒差の2番手で続き、トップからコンマ7秒差の3、4番手にマクラーレンのジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンがつけた。
一方、唯一ミディアムタイヤを履いていたウイリアムズの2台は終盤になるに連れて少しづつポジションを落としたが、最後にソフトタイヤにスイッチして再度アタック。マクラーレン2台を上回り、フェリペ・マッサが3番手、バルテッリ・ボッタスが4番手と危なげなくQ2進出を果たした。
一方、Q1突破を懸けた争いでは、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが13番手タイムを更新できなかったものの、15番手以下のロータス2台とジャン-エリック・ベルニュ、セルジオ・ペレスがポジションを上げることができなかったため、13番手のまま無事Q2へと駒を進めている。