2015年F1第10戦ハンガリーGPの公式予選Q1は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおりとなっている。
決勝のグリッドを争う予選ファーストラウンドのQ1は現地時間14時からスタート。天候は晴れでセッション開始時の気温は32度、路面温度は54度を記録した。18分間で争われるQ1は全20台のうち上位15台がQ2に進出する。
セッションは、開始とともにメルセデスの2台が早くも計測ラップに入り、まずは先頭のニコ・ロズベルグに続いたメルセデスのハミルトンがチームメイトを約1秒上回るタイムでトップに浮上。続いてフェラーリのセバスチャン・ベッテルが2番手を奪い、レッドブルのダニエル・リカルドも4番手タイムをマークしてくる。
一方、3番手のロズベルグは、その後もアンダーステアを訴えコースオフ。その間、チームメイトのハミルトンは自らのトップタイムを更新し、レッドブルのリカルドも2番手に浮上。そして、早くもソフトタイヤに履き替えたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが5番手につけ、終盤を迎えた。
リカルドを除く21台がソフトタイヤを履いた最後のアタックでは、またしてもハミルトンがトップに立ち、終盤持ち直したロズベルグが2番手タイムをマーク。フェラーリのセバスチャン・ベッテルが3番手で続き、以下ダニール・クビアト、キミ・ライコネン、バルテリ・ボッタスがトップ6を形成した。
ミディアムタイヤのリカルドは12番手。マクラーレン・ホンダのアロンソも最後に14番手タイムをマークしてQ2へ進出した。
一方、もう一台のマクラーレンを駆るジェンソン・バトンは15番手のカルロス・サインツJr.にコンマ1秒届かず、16番手でQ1ノックアウトに終わっている。