12月9日、イタリアのボローニャで開催されたレッドブル・カートファイト・ワールドファイナルで、日本代表として出場した13歳の澤田真治くんがトップでチェッカーフラッグを受け、見事世界一に輝いた。

 このレッドブル・カートファイトは、世界20カ国で行われた予選から各国の代表を決め、9日にイタリアのボローニャ・モーターショーで開催されたレッドブル・スピードデイ内の予選・決勝レースで、世界一のアマチュアカーターを決めようというもの。

 日本での予選は、F1日本グランプリの翌日にあたる10月8日に、東京都港区にある東京プリンスホテルの駐車場特設コースで開催され、全国の地方予選を勝ち抜いた36名のドライバーにより激しいバトルが展開。マーク・ウエーバーとタレントの南明奈さんが見守る中、澤田くんが見事優勝を飾り、ボローニャでの世界大会出場の切符を手に入れていた。

 9日にボローニャで行われた決勝では、カートレースの前にデイビッド・クルサード駆るレッドブルF1やトロロッソ、セバスチャン・ローブ駆るシトロエンDS3 WRC、NASCARのトヨタ・カムリなど、世界中で活躍するレッドブルカラーのレーシングカーがデモラン、訪れた多くのファンの前でイベントを盛り上げた。

 そんな中行われたレッドブル・カートファイト決勝では、澤田くんが世界20カ国から参加した13歳から46歳までのドライバーたちを抑え、最年少ながら見事に優勝。世界一の座に輝くことに。カートを降りた澤田くんはローブやクルサードなどから祝福を受け、元WRC王者のカルロス・サインツからメダルを授与された。

「とても嬉しいです。決勝は2台でのバトルになったので心理戦でした。抜かれた時も焦らずに後ろから相手の動きを見て抜き返しました」とレースについて語った澤田くん。

「今回の大会ではF1ドライバーだけでなく、F1チームのメカニックとも話しができ、将来にも繋がったと思います。夢はF1ドライバーです」と笑顔で優勝を喜んでいた。

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