レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、アブダビでマーク・ウエーバーに3回ストップ戦略をとらせるというギャンブルをしたのは正しい判断だったと述べた。

 ウエーバーはレース序盤、ジェンソン・バトンと3位争いをしていた。しかし彼の2回目のピットストップでレッドブルは、ライバルたちのようにミディアムで最後まで走るのではなく、再びソフトタイヤを装着して3回ストップの戦略をとることを選んだ。
 ウエーバーはコース上でバトンに大きなタイム差をつけなければ前に出ることは不可能となったが、結局それができないまま最終ラップでミディアムに交換し、4位でフィニッシュした。

「1回目のピットストップで(タイヤ交換に時間がかかるという)問題が発生したため、我々はジェンソンとフェリペ(・マッサ)の後ろになってしまった」とホーナー。
「彼らと同じ戦略をとっていたら、ふたりの後ろでフィニッシュすることになっただろう」
「だからあの時点では、失うものがない状況だった。(ニコ・)ロズベルグに抜かれる可能性は非常に低かったから、3回ストップにしてギャップを広げる戦略をとった。それはフェリペに関してはうまくいった」
「残念ながらジェンソンはプライムタイヤでとても速かった。12秒築いたが、20秒必要で、それでは足りなかった。だが賭けをする価値はあった」

 ホーナーは、ウエーバーの1回目のピットストップでトラブルがあったことで、ギャンブルをせざるをえなくなったと説明した。
「1回目のピットストップで右リヤのソケットからナットが外れ、数秒をロスした」
「ジェンソンの前に出られたはずだったのだが、(ピットストップの遅れのせいで)ジェンソンとフェリペの後ろになってしまった。そういう状況では、何か違うことをやらない限り、ふたりの後ろでフィニッシュすることになっただろう」

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