レッドブル・レーシングを率いるクリスチャン・ホーナー代表は、マーク・ウエーバーとの契約を2011年以降も延長する可能性があるとほのめかした。
ウエーバーは、昨年6月にレッドブルと契約延長を交わしているが、契約期間は一年のみであるため、このままいけば今シーズン末にはフリーとなってしまう。
しかし、ホーナーは、ウエーバーとシーズンを共に過ごすのが今年で最後になるとは考えておらず、シーズン中に将来に関する話し合いを行うことを認めている。
「マークは今年を最後のシーズンと思って取り組んでいるわけではない」と、ホーナーはロイターに対して語っている。
「彼のキャリアの現段階においては単年の契約を維持することで私たちは合意している。彼のスピード、モチベーション、貪欲さ、コミットメントを見定めることも重要だからだ」
「だが、いずれに関しても衰えは感じていない。むしろ、これまで以上に燃え上がっているように見えるね」
「将来については、今シーズンの展開を見守りつつ、夏の終わりには来シーズンに向けた話し合いを始めるだろう。2010年と同じレベルの結果を残すようであれば、彼を拒む理由はないだろう」