今季のスーパーGT500クラスにレクサスRC Fで参戦するレーシングプロジェクトバンドウは27日、今季のマシンカラーリングをお披露目するとともに、サッカーJ3リーグに所属するFC町田ゼルビアとのコラボレーションを発表した。

 DTMドイツツーリングカー選手権との車両規則統一にともない、今季からレクサスRC Fを投入しスーパーGT500クラスに参戦するレーシングプロジェクトバンドウ。2014年は新たに脇阪寿一、そして関口雄飛という期待大のラインナップとなっており、坂東正敬監督の下、上位進出が期待されている。

 そんなレーシングプロジェクトバンドウの今季カラーリングは、おなじみのウェッズスポーツカラーのブルーとイエローが施されることになった。公開されたイラストは「まだ暫定」とのことだが、鋭いラインが描かれスピード感あふれるものに。ちなみに、イラスト上でオレンジに見える部分はゴールドとなるという。

 このイラスト公開とともに、スポーツファンにとっては楽しみなコラボレーションも明らかにされた。レーシングプロジェクトバンドウは東京都町田市に会社があるが、そこからほど近い野津田の町田市立陸上競技場を本拠地とする、サッカーJ3リーグ所属のFC町田ゼルビアと地域活性・地域貢献をより一層強化していくためにコラボすることになった。

 FC町田ゼルビアは、1989年創立のクラブで長年地域リーグや社会人リーグで戦い、2009年にJFLに昇格。12年にJ2に昇格したが、1年で無念の降格。相馬直樹監督の下、今季は新たに創設されるJ3リーグに所属し、J2復帰を目指している。

 今回のコラボの第一弾として、WedsSport ADVAN RC Fのボディにゼルビアのエンブレムを掲出。また、ゼルビアの試合会場でモータースポーツの楽しさを伝える企画を展開していくという。すでにJリーグチームとスーパーGTチームとのコラボレーションとしては横浜Fマリノス×ニスモ、名古屋グランパス×サードというコラボが展開されているほか、他にもスーパーフォーミュラ×川崎フロンターレなど多くのコラボが生まれており、それに続くものとなる。

 実はレーシングプロジェクトバンドウを率いる坂東正敬監督は、過去にはドイツへのサッカー留学を経験したこともある実力の持ち主。Jリーガーにも多くの友人がいるとのことで、今回のコラボも坂東監督からの提案で実現したという。「町田市の42万人の人たちを巻き込みたい」と坂東監督は意気込む。

 新コンビで上位進出を狙うバンドウ、そしてJ2復帰を狙うゼルビアという興味深いコラボは、町田を愛する人たちにとっても、楽しみなコラボとなりそうだ。

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