12日、東京・青山のランボルギーニ青山で、ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアの今季開幕戦に向けて『The TROFEO Night 2015』が開催され、ワンメイク車両のウラカンLP620-2 スーパートロフェオも登場した。
ランボルギーニ・スーパートロフェオは、世界中で開催されているランボルギーニのワンメイクレース。今シーズンからは、昨年までのガイヤルドLP570-4に代わって、ウラカンLP620-2が採用されており、今年もヨーロッパ、アジア、北米でそれぞれシリーズが開催される。
そして今月20日〜21日には、スーパートロフェオ・アジアの今季開幕戦が富士スピードウェイで開催。今回のThe TROFEO Night 2015は開幕戦を前に、ランボルギーニオーナーなどを招待したイベントとなった。
会場には、黒いシートがかけられたウラカン・スーパートロフェオが鎮座。イベントが始めると、今年からスーパートロフェオ・アジアに参戦する木村武史の手によりマシンがアンベイル。木村がドライブすることになるカーナンバー7のウラカンLP620-2 スーパートロフェオがお披露目された。
スーパーカーを用いた様々なイベントを展開している株式会社カーガイの代表を務める木村は、昨年のスーパートロフェオ・アジアでモータースポーツの魅力に目覚め、ウラカンLP620-2 スーパートロフェオの購入を決断。それまでレース経験はなかったという木村だが、スーパーGT300クラスでマネパランボルギーニGT3をドライブする織戸学の指導のもと、ライセンス取得のためのレース参戦や、シミュレーターでのトレーニングなどを行なってきたという。
イベントでは、オーナー専用ラウンジ『1861』のシェフによるイタリアン、そして各種ドリンクが振る舞われる中、木村による昨今のスーパーカー事情に関するトークや、“講師役”でもある織戸も交えてのトークセッションも実施。織戸は木村について「他のジェントルマンドライバーにないくらい探究心がすごい」と評し、「アマクラスでのデビューウインも狙えるのではないか」と期待感を語っていた。
会場に展示されたウラカンLP620-2 スーパートロフェオは、イベントを通して参加者たちの注目の的に。細部の写真を撮影したり、マシンとともに記念撮影をするなど、マシンの周囲には常に人が集まっていた。