26日、東京都千代田区にある東京国際フォーラムで、全日本選手権スーパーフォーミュラの2013年開催概要発表会が行われ、今季参戦するドライバーのうち、欠席となったドライバーふたりをのぞく全員が顔を揃えた。

　この日、東京国際フォーラムのホールに用意された特設会場は一般のファンにも観覧可能なように設定され、平日にも関わらず多くのファンが訪れることに。同施設内で行われたプレス向けの概要発表会に続いてスタートした今季参戦のドライバーの紹介では、拍手に包まれながら、今季参戦するドライバーがレーシングスーツに身を包み、監督とともに登場した。

　すでに3月4〜5日の鈴鹿テスト、20〜21日の富士テストと2回の合同テストを終えている各ドライバーだが、それぞれ手応えを語り、表彰台や優勝、そしてチャンピオン獲得と目標を語った。

　この日はロイック・デュバル（KYGNUS SUNOCO）、ジェームス・ロシター（PETRONAS TOM'S）のふたりが参加できなかったが、各ドライバーが登場した最後に中嶋一貴（PETRONAS TOM'S）が登場。「フォーミュラ・ニッポンでは最後のチャンピオンに輝くことができた。スーパーフォーミュラの初代チャンピオンも狙いたい」と意気込みを語った。

　また、イベントには第5戦として開催予定の韓国インジェ・オートピアでのレース参戦を目指すキム・ドンウン、チェ・ヘミンのふたりも登場。母国でのレース出場を目指し意気込みを語っていた。