毎年恒例のスーパーGT岡山公式合同テストが15日、岡山国際サーキットでスタートし、1日目午前はDENSO KOBELCO RC Fがトップタイムをマーク。ニッサンGT-RニスモGT500勢が続いた。

 シーズン開幕前の非常に重要なテストであり、GT500クラス、GT300クラスともほぼ全参加車両が集う岡山国際サーキットでの公式合同テスト。特に今季はGT500クラスの車両規定がDTMドイツツーリングカー選手権と共通化。全車が新車となったこともあり、テストながら朝から多くのGTファンが詰めかけた。

 迎えた1日目の午前は晴天に恵まれ、やや肌寒いものの良好なコンディションで9時30分から走行開始となった。GT500クラスではLEXUS TEAM TOM'Sの2台のRC Fがシェイクダウンとなったものの、ピットイン、アウトを繰り返しながら着実に周回を重ねていった。また、GT500クラスでは鈴鹿テストの際に火災に見舞われたEpson NSX CONCEPT-GTも無事コースイン。まだリヤがカーボン地のままながら、こちらも周回を重ねた。

 すでにGT500クラスの多くの車両はテストを積み重ねていることもあり、大きなトラブルもなく走行。午前中のトップタイムは、石浦宏明がドライブしたDENSO KOBELCO RC Fとなった。2番手、3番手にはニッサンGT-R勢が続き、ENEOS SUSTINA RC Fが4番手。ホンダNSXコンセプト-GT勢の最上位は、RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの5番手となった。

 GT500クラスでは新規定により、ピットイン時にブレーキを冷やす作業が発生したりと、昨年までとは異なるシーンも多く見られている。また、このセッションの時点で、すでにGT500クラスの上位は昨年の岡山テストのタイムを上回ってきている。午後、そして2日目とどうタイムが縮んでいくのか楽しみなところだ。

 GT300クラスは、すでにタイヤテストでこの岡山を走行している65号車LEON SLSがトップタイムをマーク。昨年のGT300クラスランキング2位のGAINER DIXCEL SLSが2番手に続き、昨年ランキング首位のMUGEN CR-Z GTが3番手。今季、アウディスポーツのロゴが大きく入り体制が強化されているAudi Sport Hitotsuyama Racingの21号車が4番手に続いた。

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