スーパーGT公式合同テストは15日、岡山国際サーキットで1日目午後の走行が行われ、カルソニックIMPUL GT-Rがトップタイムをマーク。MOTUL AUTECH GT-Rが続き、GT-R勢がワン・ツーを占めたが、GT500クラスのタイムは拮抗してきている。

 今回の公式テストは岡山国際サーキットのファン感謝デーを兼ねていることもあり、午前のセッション終了後にはピットウォークも実施。多くのファンがつめかけた。そんな中14時10分からスタートした午後のセッションは、午前同様晴天に恵まれた。

 GT500クラスは午後ロングランを行うチームが多く、開幕に向けたメニューをこなしながら周回を重ねていく。午後は多くのチームが50周以上をこなしており、ニスモが66周、トムス36号車が62周、童夢が61周を消化。コース上で目立ったトラブルも出ず、安定性が高まっていることを感じさせた。

 午後のセッションでは途中、15時過ぎにグリーンテック SLS AMG GT3が1コーナー先でストップを喫したため赤旗提示。その後、15時50分から10分間ずつ、このテストで唯一となる各クラスの専有走行が行われた。

 GT500クラスはほとんどのチームがこの専有走行でタイムを上げ、その結果ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラがドライブしたカルソニックIMPUL GT-Rがトップタイムをマーク。ロニー・クインタレッリのMOTUL AUTECH GT-Rが2番手となった。

 3番手に続いたのは、小暮卓史がドライブしたRAYBRIG NSX CONCEPT-GT。レクサス勢の最上位はENEOS SUSTINA RC Fの5番手となったが、GT500クラスのタイム差は拮抗。開幕前のこの段階で、1秒以内に11台がひしめくことになった。

 GT300クラスは、今季大幅な改良を施してきたOGT Panasonic PRIUSがトップタイムをマーク。2番手にマネパ ランボルギーニ GT3、3番手にAudi R8 LMS ultraがつけた。昨年からニッサンGT-RニスモGT3を使用する2チームが好調で、360号車OKINAWA IMP・RUNUPが4番手、5号車マッハ車検withトランスフォーマー30thが5番手につけている。

 テストは明日まで行われる予定だ。

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