GTアソシエイションは、7月20日〜21日に鈴鹿サーキットで開催される公式テストのエントリーリストを発表した。GT500クラスは15台全車が、GT300クラスは21台が参加する。
この鈴鹿公式テストは、スーパーGT第4戦スポーツランドSUGO、そして第5戦鈴鹿1000kmを見据えたテストとなる。第5戦鈴鹿では第3ドライバーのエントリーも可能になるため、GT300クラスを中心に第3ドライバーのエントリーも多くされている。
GT500クラスでは、通常のレースと同様15台がエントリーし、KeePer Kraft SC430だけが第3ドライバーをノミネートしているが、ドライバー名はまだ明らかにされていない。シリーズは今後中盤戦を迎えることもあり、GT500クラスではこのテストで新パーツをテストする可能性も高い。
一方、GT300クラスは21台がエントリー。GSR初音ミクBMWは20日のみ、ヒトツヤマ・レーシングの2台は21日のみの参加予定となっている。ドライバー面では、7台が第3ドライバーをエントリー。エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電は2010年に紫電をドライブした濱口弘が乗り込むほか、apr HASEPRO PRIUS GTには全日本F3にトムスから参戦する中山雄一がエントリーされている。
また、セパン戦をスキップしたDIJON音々CALLAWAYワコーズEDは飯田太陽、井上恵一というふたりをエントリー。Racerbook Audi R8 LMSにはZENT Audi R8 LMSの都筑晶裕の兄である都筑善雄がエントリーされている。
その他にもマッハGoGoGo車検Ferrari458、ZENT Audi R8 LMS、R'Qs Vemac 350Rが第3ドライバー登録をしているが、誰がドライブするかはまだ未定のようだ。
なお、この公式テストは鈴鹿サーキットゆうえんち入場料(大人1600円)で観覧が可能。ホスピタリティラウンジ、テラスからも見ることができる。さらに今年からの1000km復活を記念して、ピットウォーク、コース開放、走行後の花火打ち上げを実施する予定だ。詳細情報は鈴鹿サーキットホームページ(http://www.suzukacircuit.jp/)まで。