3月27日(火)、SRS0-J(鈴鹿サーキットレーシングスクール・ジュニア=2輪)、SRS-K(鈴鹿サーキットレーシングスクール・カート)、SRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ)の入校式が鈴鹿サーキットで開催された。
このSRSは、現在アメリカのインディカー・シリーズで活躍する佐藤琢磨や、イギリス・スーパーバイクチャンピオンの経験を持ち、鈴鹿8耐で4勝を挙げている清成龍一らをはじめ、国内外のトップドライバー・ライダーを数多く輩出している伝統あるスクール。
今回、彼らに続くべく闘志に燃える若いメンバーが、3スクールあわせて32名入校。入校式ではSRS-J校長の杉本五十洋氏、SRS-K・F両スクールの校長中嶋悟氏が挨拶。そして国内外のモータースポーツ界で活躍したライダー、ドライバーを始めとした豪華な講師陣が紹介され、スクールの進め方や心構えなどを交え、入校生に激励の言葉を送った。
「絶対に一番になって、次のステップに進みます!」入校生全員が強い意気込みを語り、いよいよスクールのカリキュラムがスタート。入校式の後に行われた入校記念パーティーでは、入校生が壇上に上がり、講師や父兄の前でスクールを受講するにあたっての目標を語った。
パーティーの後は各スクール分かれてのカリキュラムがスタート。SRS-Jは鈴鹿サーキット交通教育センターでシフト操作、ブレーキング、直線走行、スラローム走行など、基本走行訓練を実施。SRS-Kは鈴鹿サーキット国際南コースで、加速とブレーキングを中心とした走行を実施。SRS-Fはガレージでスクールに使用する専用フォーミュラカーのシート合わせを行った。
SRS-Fはすでに体験スクール、ベーシックスクールが2012年年明け早々から開催され、昨年から参加した60名以上の受講生の中から選ばれた8名が今回アドバンススクール生として入校。狭き門をくぐり抜けた8名は、とても真剣なまなざしで今後の抱負を語っていた。
その中で、2010年の全日本カート選手権最高峰クラスS-KFチャンピオンの石川京侍は、「F1に行くためにここに来ました。体力は自信がありますが、まだ語学力が足りません。運転技術とともに、自分の足りない部分は分かっているので、少しでも早くそれを補い、ひとつずつステップを踏んでいきます。もちろんスクールでは最低でもスカラシップ獲得。来年からはFCJ、全日本F3選手権をそれぞれ初年度でチャンピオンを取り、次のステップに上がって行くのが最低限の目標です」と強い意気込みを語った。
また、トルコ生まれで9歳の時に日本に渡り、大学はイギリスに留学、そしてレースをするために日本に戻ってきたシパル・マスミ・デニズ(22)は「イギリスでは日本のスーパーGTがとても人気でした。両親が日本に住む自分にとって、日本でレースをする事が絶対的な目標となり、昨年夏に留学から帰って両親を説得」してスクールを受講。
「絶対に僕はスーパーGT500クラスのドライバーになります。レース経験がなく、カート経験者に比べると不利だとは言われますが、自分ではそう思っていません。絶対に一番になれる自信があります」と語っている。
