22日、富士スピードウェイで開催されている『TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2015』(TGRF)にて、GAZOO Racing 86/BRZの特別戦が行われた。今季初めてクラブマンシリーズとプロフェッショナルシリーズのドライバーが混走する形で争われたこのレースは、プロフェッショナルシリーズは青木孝行(ケーエムエスADVAN86R)が、クラブマンシリーズは小野田貴俊(N東埼玉T埼玉KND2和光86)が優勝した。

 2013年にスタートした86/BRZ Raceは、トヨタ86とスバルBRZのワンメイク車両で争われ、プロドライバーからレースを始めたばかりのドライバーまで、様々なドライバーたちが参戦。今季は認定されたプロが参加できるプロフェッショナルシリーズと、それ以外のクラブマンシリーズに分けてレースが行われてきた。

 86/BRZ Raceは、これまでのTGRFでもエキシビション形式でレースが行われてきたが、今年はJAFから公認を受けた公式戦として実施。通常のレースではスタンディングスタートが採用されているが、2シリーズが混走するため、今回はローリング形式のスタートが採用されている。

 前日に行われた予選では、プロフェッショナルシリーズはトモアキ(大阪トヨタ86レーシング)がポールポジションを獲得。2番手にシリーズチャンピオンの谷口信輝(KTMS86)、3番手に青木孝行(ケーエムエスADVAN86R)と続く。クラブマンシリーズのポールポジションには岩本住之(カローラ名古屋86Racing)が獲得した。

 迎えた10周の決勝レースではスタートを決めた青木が、1コーナーでイン側から前を走るトモアキと谷口の2台をオーバーテイクし、トップへ浮上。一方、谷口は1コーナーへアウト側から飛び込んだものの、バトルで行き場がなくなりコース外へ押し出されてしまう。その後もペースを上げられず7番手まで順位を落としてしまっている。

 オープニングラップで、総合首位は青木、2番手に3つ順位をあげた佐藤晋也(OTG TN滋賀86)、3番手にトモアキと続いている。その後は、青木と佐藤晋也が1秒以内の接戦を繰り広げたが、4周目終わり、トップ争いに3番手のトモアキが追いつくと佐藤晋也とテール・トゥ・ノーズの状態で5周目へ。1コーナーへ向けてイン側をキープしたトモアキはブレーキングで佐藤晋也をオーバーテイク。2番手へ浮上した。

 6周目終わりにはトップの青木に追いつくと、7周目の1コーナーでイン側へ飛び込む。すると、トップの青木も粘りをみせサイド・バイ・サイドの状態で、コカ・コーラ〜100Rへ。すると、ヘアピンの飛び込みで3番手の佐藤晋也が追いつき、トップ争いは三つ巴のバトルに発展していく。

 しかし、トップの青木は巧みなライン取りでダンロップコーナーでポジションを死守。そのまま両者からの猛攻をしのぎきり、トップチェッカー。2位はトモアキ、3位は佐藤晋也でチェッカーを受けたが、レース後、コース外を走行していたためトモアキに対し40秒のタイムペナルティが与えられ、18位に後退。これにより佐藤晋也が2位、阪口良平(AREA86倉敷)が3位に繰り上がっている。また、クラブマンシリーズは2番手からスタートし、終始レースをリードした小野田貴俊(N東埼玉T埼玉KND2和光86)が優勝している。

■TGRF2015の模様はこちら

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