モータースポーツの専門学校である東京モータースポーツカレッジ(TMC)の卒業式が14日、大田文化の森ホールで行われた。
東京モータースポーツカレッジは東京都大田区に校舎をもつ、実践教育を主体とした専門学校で、生徒の中には在学中からスーパーFJなどのレースに参戦する生徒もいる。
式は専門課程4輪学科、2輪学科、高等部、レース参戦課程という計4課の代表者に卒業証書授与が行われ、学校長式辞では細野智行学校長がこれから卒業し、社会人となっていく卒業生に向かい贈る言葉を述べた。
また祝辞では、ランボルギーニでスーパーGT300クラスに参戦するJLOCの監督を今季から務める予定で、TMCの講師でもある古谷直広監督が「レーシングドライバーは体調が悪くても休むわけにはいかない。今までとは違う環境になる。それを忘れないように」と卒業生に言葉を贈った。
さらに都合により会場に駆けつけることはできなかったが、今季LEXUS TEAM SARDからスーパーGTに参戦し、トヨタTS030ハイブリッドのドライバーとしてル・マン24時間レースに参戦する石浦宏明や、LEXUS Team LeMans ENEOSの黒澤琢弥監督からもお祝いの言葉が届くなど、終始華やかなムードで式は終了した。