2013年第12戦ラリースペインは、10月25日(金)〜27日(日)の3日間で争われる。3日間のうち前半2日はターマック、最終日はグラベルでの戦いとなるミックスラリーであることが特徴だ。日本との時差は7時間で、日本が7時間早い。デイ1のナイトステージは日本の早朝、デイ2以降は午後~深夜にかけてSSが実施される。
ドライバーズタイトルはすでに前戦フランスでセバスチャン・オジエの頭上に輝いたが、マニュファクチャラーズタイトルはここスペインでフォルクスワーゲンに決定する可能性が高い。第11戦フランスを終えた段階でフォルクスワーゲン・モータースポーツは339点、対するシトロエン・トタル・アブダビWRTは259点。その差は80点と大きく開いており、今回のラリーでワークスノミネートされるヤリ‐マティ・ラトバラかオジエが7位(6点)以上に入ればフォルクスワーゲンの初年度ダブルタイトル獲得が決まるという状況だ。
また、今シーズン念願の初勝利を挙げた地元ダニ・ソルド(シトロエン)の凱旋ラリーでもあり、ここ数戦で速さにいっそうの磨きをかけたティエリー・ヌービル(Mスポーツ)も自身初優勝を狙う一戦となる。
ベースは例年と同じく、サロウにある大規模テーマパークのポートアベンチュラ。シェイクダウンは24日(木)に行なわれるが、予選セッションではなく通常のターマックラリー同様にテストのみとなる。ラリーは翌25日(金)からスタート。前年同様カタルーニャの州都であるバルセロナのサンタ・エウラリア大聖堂前でセレモニアルスタートが行なわれ、ドライバーたちは3つのナイトステージ、計61.75kmに挑戦することになる。
SS4から始まる26日(土)はサロウ北西部の山岳ターマックステージ、計6SS。1本は25日夜に走行したSS3をリピート、続いてラリー最長となる42.04kmのSSと26.48kmのSSをリピートで使用し、サロウ市内のコースでフィニッシュ。この26.48kmの2走目が今回のパワーステージとして設定されている。この日最後のサービス75分間で各クルーはサスペンションとタイヤを交換、最終日のグラベルステージに備えることとなる。
SS10からとなる最終日27日(日)の舞台はカタルーニャ州の西方に設定された3SS。これらを各2回走行してフィニッシュを迎えるが、この日最長のTerra Altaはアスファルトとグラベルがミックスされた難しい路面だ。
シトロエンはミッコ・ヒルボネンとソルド、アブダビからはハリ・アル‐カシミという3台のDS3 WRCがエントリー。
Mスポーツ勢はマッズ・オストベルグ、エフゲニー・ノビコフ。また、カタールWRTのナッサー・アル‐アティヤとヌービル、さらにヘイデン・パッドンが戦線に加わった。またアル‐アティヤと同郷カタール出身のアブドラジズ・アル‐クワリもフィエスタRS WRCでのエントリーとなっており、チェコのマルティン・プロコップを加えると7台のフィエスタが登場することになる。
フォルクスワーゲンはオジエ、ラトバラ、アンドレアス・ミケルセンという不動の3名がエントリーリストに名を連ねている。
【追記】
最終日となる10月27日の午前3時にサマータイムが終了するため、日本との時差は8時間となる。
