2013年WRC第4戦のラリーポルトガルは、11日(木)に予選のみを実施し、12日(金)〜14日(日)の3日間で争われる。
SSは15カ所と少なめだが、SS総距離は386.73kmと他のイベントとほぼ変わらない。開催地は首都リスボンから南に270kmほど下った港町ファロ。サービスが設置されるのはアルガルベスタジアムだ。路面は伝統的なルーズグラベルで、視界が開けたオープンなコースと狭いコースが混在している。スタートはファロからわずかに西に移動したビラモウラに設けられるが、デイ1は4本のSSをこなしたのち、最終のSS5のみ首都リスボンへと移動し、3.27kmのスーパーSSを実施。デイ2以降は南部のファロ近郊のコース設定だ。
ポルトガルは4月よりサマータイムになっており、日本との時差は8時間日本が先行している。
エントリー台数は全部で72台。ワークス勢では、フォルクスワーゲン・モータースポーツIIとして、アンドレアス・ミケルセンが初参戦。カタール・ワールドラリーチームとして、ナッサー・アル-アティヤに加え、ティエリー・ヌービル、ユホ・ハンニネンがエントリーしている。
また、S2000/RRC、R4、N4などのマシンで争われるWRC2、R3以下のマシンで戦うWRC3の両方とも選手権が成立。特にWRC2には、シトロエンDS3 RRCで元F1ドライバーのロバート・クビカがWRCに初参戦することで話題を集めている。また、昨年WRCアカデミーでチャンピオンを獲得したエルフィン・エバンスが、チャンピオンの得点としてWRC2にフィエスタRRCで参戦する。
さらに、昨年までのWRCアカデミーからジュニアラリー選手権へと生まれ変わったJWRCには、昨年も活躍したポンタス・ティデマンドやイエレイ・レメスに加えて、新たな若手ドライバーも含めた10台がエントリー。マシンは昨年までに引き続きフィエスタR2のワンメイクだが、今季からコントロールタイヤが韓国のハンコックタイヤとなっている。
昨年はクラッチの規定違反により、シトロエンのミッコ・ヒルボネンが移籍後初優勝を逃し、プライベーター参戦のマッズ・オストベルグがWRC初優勝を遂げている。
