世界ラリー選手権(WRC)第7戦ポーランドは4日、SS10~17のデイ2が行われ、前日に引き続きセバスチャン・オジェ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が総合首位を維持したが、2番手のアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)とは5.6秒差で接近した争いとなっている。

 デイ1を2.1秒差の接戦で終えたオジェとミケルセンは、デイ2でも激戦を繰り広げた。最初のステージであるSS10でオジェがトップタイムを記録しギャップを5.1秒とすると、続くSS11ではミケルセンがオジェを上回り、ギャップを2.3秒まで短縮。SS12、13ではオジェがミケルセンを突き放しにかかり、7.2秒まで差を広げて午前の走行を終えた。

 午後最初に予定されていたSS14は、多くの観客が集まり、観客の安全を確保できない可能性が出たためキャンセル。その後のSS15はミケルセンがトップタイムを記録し、続くSS16でもオジェを上回ったが、デイ2最後のステージSS17ではオジェがミケルセンを上回るタイムを記録。ミケルセンとの差を5.6秒としてデイ2を終えた。

 トップのオジェから17.6秒遅れの総合3番手は、前日好走をみせたオット・タナク(フォード・フィエスタRS WRC)。タナクはデイ2でもSS11、12でベストタイムを記録するなど好走をみせ、SS13で前をいくヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)を捉え、総合3番手に浮上した。しかし、総合4番手ラトバラとは1.5秒差と、こちらも接近戦が繰り広げられている。

 総合5番手はヒュンダイ勢最上位のヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20 WRC)が獲得。総合6番手にティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)が続き、総合7番手に母国凱旋のロバート・クビカ(フォード・フィエスタRS WRC)が入っている。

 5日に行われるデイ3はSS18、19の2ステージが開催される予定だ。

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