WRC第3戦ヨルダン・ラリーが4月1日(木)に古代遺跡ジェラシュでスタート、死海の周辺で合計7本のSSが行なわれ、ヤリ-マティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)がトップに立った。2位はセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)、3位はセバスチャン・ローブ(シトロンC4WRC)という順位。スタート順をめぐって各チーム間で戦略的な順位操作が行なわれた結果だ。

 路面にルーズグラベルが浮くヨルダンのグラベルロード。1番手スタートのローブは予想どおりタイムが伸びずに遅れた。2番手スタートのミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)もスピードが伸びない。速かったのはラトバラとペター・ソルベルグ(シトロエンC4WRC)、それにダニ・ソルド(シトロエンC4WRC)の3人。しかし、ソルベルグとソルドは、デイ2で出走順が早くなることを嫌って最終SSでスローダウン。それぞれ4位、6位に順位を下げた。

 ラトバラとオジエはチームの戦略に従いスローダウンせず、デイ2ではトップ2スタートが決定。苦戦が予想されるが、それはヒルボネンとローブを助けることを意味する。

 今回のラリーではデイ2が重要な勝負ポイントとなるため、フォードはヒルボネンが有利な出走順となるよう調整。シトロエンもオジエにローブのサポート役となることをを命じたのだ。出走順をめぐる各チームの戦略は、デイ2の終盤でも実践されることだろう。

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