イタリアはサルディニア島で開催されていたWRC第5戦サルディニアは、出走順の不利をものともせずセバスチャン・ローブが強さを見せて今シーズン2勝目を挙げた。

 デイ3は最終パワーステージを含む4SS、SS距離は65.58km。スタートの時点でトップのローブから2番手のミッコ・ヒルボネンまでの差は23.8秒。3番手のオジエはヒルボネンに10.8秒、4番手のペター・ソルベルグはオジエに4.9秒という僅差での2〜3位争いが予想された。

 デイ2でトップを守り切ったローブは、リスクを避けたドライビングで後続との差をコントロール。3日間の砂利掻き役を務めながら、貫録のラリー運びで2勝目を獲得した。
 ヒルボネンは4SS中3SSでローブのタイムを上まわるも、走行距離が短いため追いつくには至らず。結局2位でラリーを終えたが、パワーステージではトップタイムを出しボーナスポイント3点を獲得。
 オジエはSS17で岩をヒットし左リヤサスを破損、この遅れによりソルベルグが3番手に浮上した。ソルベルグは2番手のヒルボネンにも5.8秒差と迫ったものの、逆転はならず。これによりローブ、ヒルボネン、ソルベルグ、オジエという結果となった。

WRC第5戦サルディニア【最終暫定順位】
1:S.ローブ\t3:45:40.9  
2:M.ヒルボネン\t+11.2  
3:P.ソルベルグ\t+23.8  
4:S.オジエ\t+1:31.5  
5:M.オストベルグ\t+2:42.6  
6:D.ソルド\t+3:27.6
7:O.タナク\t+7:10.9  
8:J.ハンニネン\t+7:37.6

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