WTCC世界ツーリングカー選手権は7日、アメリカのソノマ・レースウェイで予選が行われ、トム・チルトン(シボレー・クルーズ)が自身初のポールポジションを獲得した。
1周4.032kmのソノマ・レースウェイで行われた予選では、チームメイトのイバン・ミューラー(シボレー・クルーズ)が最初のQ1でトップにつけ、続くQ2でも1分45秒708というタイムでセッションを優位に進めた。しかし、チェッカー目前のアタックでチルトンがミューラーのタイムをコンマ1秒ほど上回る1分45秒583をマーク、WTCC初となるポールポジションを決め、チームメイトのミューラーとともにフロントロウを独占した。
ホンダ勢は、ティアゴ・モンテイロとガブリエル・タルキーニに加え、ゼンゴ・モータースポーツのノルベルト・ミケリスのシビックWTCC勢が3台ともQ2に進出。なかでも、Q1を2番手で突破した好調モンテイロがQ2でもぺぺ・オリオラ(シボレー・クルーズ)をくだして3番グリッドを手に入れ、10番手につけたモンテイロもトップ10の一台が予選後の車検でタイム抹消の裁定を受けたため、9番手に繰り上がるとともに、レース2のフロントロウスタートを手に入れている。