WTCC世界ツーリングカー選手権開幕戦モンツァはレース1、レース2の決勝が行われ、両レースともイバン・ミューラー(シボレー・クルーズ)が優勝を飾った。
迎えた第1レースのスタートでは、ポールポジションのガブリエル・タルキーニ(セアト・レオン)がホールショット。シボレー勢が続く。しかし、1周目のレズモでアラン・メニュ(シボレー・クルーズ)とロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)が接触。メニュはコースオフを喫する。
さらに、2周目のシケインではミューラーが先頭のタルキーニを狙うが、ワイドに行ってしまいタルキーニ攻略ならず。しかし、そのタルキーニが今度は3周目にコースアウトしてしまい、ミューラーが首位を奪った。
タルキーニはその後、リカルド・リデル(シボレー・クルーズ)をかわしてきたハフのアタックにさらされ、9周目にはタルキーニをパス。結局、ミューラーがそのままトップを守り、開幕戦を制した。2位はハフ、3位はタルキーニとなっている。
続く第2レースは、2番手グリッドを獲得していたアレクセイ・デュデュカロ(セアト・レオン)がグリッドへ向かう途中にストップ。2番グリッドが空いたままでのスタートとなった。
スタートでは、ポールのノルベルト・ミケリス(BMW320TC)がレースをリード。FRの利を活かし、トム・コロネル(BMW320TC)が続く。1コーナーのシケインでは、シボレー同士が接触。メニュがタイヤにボディが干渉し、ハフ、ミューラーを封じてしまうことに。
BMW勢の後方につけていたシボレー3台だが、2周目の1コーナーに向けてタルキーニを交えて接触! ミューラーはスピンを喫するが、シケインをショートカットする形で復帰。他のシボレー勢は体制を崩したのみでミューラー、メニュ、ハフの順位で続くが、タルキーニはタイヤがパンクしてしまいリタイアとなった。
先頭のミケリス、2番手コロネルに続くのは、ステファノ・ダステ(BMW320TC)。そこにシボレー勢が続く。残り周回が少なくなるにつれてミケリスを先頭に、8台の先頭争いが展開されるが、その中を切り開いてきたのはやはりミューラー。次いでメニュ、さらにハフがミケリスとコロネルを攻略し、シボレー勢のトップ3独占でチェッカーを迎えた。
優勝はミューラーで開幕2連勝。メニュ、ハフと続いた。4位はコロネルとなっている。プライベーター向けのヨコハマ・トロフィーは、レース1はぺぺ・オリオラ(セアト・レオン)が、第2レースは地元イタリアのダステが優勝となった。
