チーム・エーオンが製作したWTCC向けフォード・フォーカスがクリスマス休暇の直前に、フォードのテクニカルセンターでシェイクダウンテストを行った。

 まだ正式に発表はないものの、2012年のWTCC参戦が確実視されているチーム・エーオンのフォード・フォーカス。チームは2011年にBTCCイギリスツーリングカー選手権で勝利を飾り、1.6リッターターボエンジンとヨコハマタイヤを含むWTCCレギュレーションに合わせたフォーカスを開発していた。

 WTCC仕様のフォーカスは1月にスペインで本格的なテストがスタートする予定だが、それに先駆けて、イギリスでクリスマス休暇の直前にシェイクダウンテストが行われた。WTCC仕様のフォーカスは風洞実験による空力の開発や、FIAのテクニカルレギュレーションに合わせたサスペンションの改良などが施されているという。

「新しいマシンを目にしたときには本当に興奮したよ」と語るのは、チーム・エーオンのドライバーを務めるトム・チルトン。

「もちろんこのフォーカスのことは良く知っているし、レースでも勝っているけど、WTCC仕様はドライバーとしても異なる挑戦に駆り立ててくれる。僕らはクリスマス直前にマシンを走らせることになったけど、新しい1.6リッターターボエンジンはかなり刺激的だったね!」

「エンジンも刺激的だったけど、他にもテストプログラムを進めていくのが待ちきれないよ。たくさんの仕事があるけれど、新しい挑戦は素晴らしいものだ」

 チーム代表のマイク・アールは、WTCC挑戦に向けてヨコハマタイヤとレギュレーションに対応することが最も大きなハードルであり、1月のテストではこの点に焦点を当てるという。

「チームは懸命な作業をしてくれて、テストに間に合わせることができた。WTCC仕様のマシンは、BTCC仕様に比べていくつかの制約があるし、エンジンも異なっている。もちろんタイヤもね。クリスマス前のシェイクダウンはうまくいった。我々は残る課題について、1月の期間を使ってテストプログラムを進めるつもりだ」

 チームでは正式なWTCC参戦体制をまだ発表していないが、ドライバーにはシェイクダウンを担当したチルトンが起用されると予想されている。

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