WTCC世界ツーリングカー選手権日本ラウンドは23日、レース1の決勝レースが行われ、スタートで多重クラッシュが発生する混乱の中、アラン・メニュ(シボレー・クルーズ)が優勝を飾った。
ついに日本でもドライでのWTCCレースがやって来た。WTCC日本ラウンドのレース1は、快晴の下フォーメーションラップがスタート。ローリングで23周のスタートが切られることとなった。
1周のフォーメーションの後切られたスタートでは、密集の中でいきなり3番手スタートのロバート・ダールグレン(ボルボC30)がクラッシュ! さらに1〜2コーナーでガブリエル・タルキーニ(サンレッドSRレオン)が姿勢を乱した影響でティアゴ・モンテイロ(サンレッドSRレオン)、吉本大樹(サンレッドSRレオン)、さらにトム・コロネル(BMW320TC)、ハビエル・ビラ(BMW320TC)が巻き込まれるクラッシュが発生! 大混乱のスタートとなり、セーフティカーが導入された。
この時点でトップを奪ったのはイバン・ミューラー。次いでアラン・メニュ、ロバート・ハフとトップ3はシボレー勢が占拠。ミカエル・ニケアー(BMW320TC)、クリスチャン・ポウルセン(BMW320TC)、そしてクラッシュを間一髪で避けた谷口行規(シボレー・クルーズ)と続く。
レースは7周目に再開。縦一列となってシボレー勢が接近戦を展開。トップのミューラーのペースはそれほど上がらず、8周目にはメニュがミューラーの前へ。2番手にミューラー、ハフ、ニケアー、ポウルセンが一団となり、やや離れて谷口の後方からコリン・ターキントン(BMW320TC)と続く。
しかし、10周目にミューラーは最終コーナーで体勢を崩し、わずかにコースオフ。これでハフ、ニケアーにかわされ4番手にドロップ。また、谷口は昨年の岡山を制した猛者・ターキントンを相手に粘りをみせていたものの、15周目にその座を明け渡し7番手にドロップしてしまった。
25周のレースは、その後は全体的にやや間隔が開きメニュがトップを守ったままチェッカー! ハフが2位、ニケアーが3位に入ることに。ターキントンにかわされたものの7番手を守り続けた谷口は、メヘディ・ベナーニ(BMW320TC)、タルキーニらの猛追を守りきり、今季ベストとなる7位でチェッカーを受けた。
日本勢では、後方から追い上げた加納政樹(BMW320TC)が14位。最後尾からのスタートとなった新井敏弘は途中ハーフスピンもあり15位。吉本はマシンを修復し、レース2に向けて走行を開始したものの、11周の走行に留まった。今回の結果でポイントランキングはミューラーが345点、ハフが333点ということになっている。
