FIA世界ツーリングカー選手権の開幕戦マラケシュは13日、ムーレイ・エル・ハッサン・サーキットで決勝レース1が行われ、シトロエンCエリーゼWTCCを駆るホセ-マリア・ロペスがポール・トゥ・ウインで2014年最初のレースウイナーに輝いた。

 3本のロングストレートが特徴の公道コースを14周して争う決勝レースは、終始シトロエンの3台がトップ争いを繰り広げる展開となった。

 レースは、ポールスタートを決めたロペスがトップに立つと、予選後の降格で4番グリッドに並んだイバン・ミューラーが3番手スタートのトム・チルトンを交わして2番手のセバスチャン・ローブに続く。

 早くも1-2-3態勢を築いたシトロエン勢は、序盤から4番手チルトン以下を置き去りにしていくと、一時はそのチルトンよりも2秒も速いペースで周回。1.5秒前後のバトルを繰り広げながらも後続を引き離すシトロエン勢は、レース折り返しの7周目までにその差を10秒と大きく広げた。

 一方、ホンダ勢は7番手スタートのティアゴ・モンテイロがスタートでふたつポジションを上げたものの、レース序盤からシボレーRMLクルーズを駆るドゥサン・ボルコビッチのプレッシャーにさらされる。
 モンテイロは4周目の最終コーナーで接触されてポジションを明け渡すと、その影響でリヤバンパーも失い、その後は同じシビックWTCCを駆るノルベルト・ミケリスからもプッシュを受けるなど、苦しいレースを強いられる。

 レース終盤も、若干ペースは落ちたもののシトロエンの3台が僅差のバトルを繰り広げるが、先頭を走るロペスは最後までミスのない完璧な走りを披露。レース巧者のローブとミューラーを抑えきったロペスが今シーズン最初のレースウイナーに輝いた。

 4位は終盤にシトロエンとの差を縮めたチルトンが入り、トップから11秒差の5位にボルコビッチとなった。

 ホンダ勢は、モンテイロがトップから20秒差の6位でフィニッシュ。メディ・ベナーニが7位となったが、終盤までベナーニをリードしていたミケリスは最終ラップでスローダウンを喫し、なんとか9位でチェッカーを受けた。

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