ハンガリーGPにおいて、ミハエル・シューマッハーがルーベンス・バリチェロに対して行った、危険な幅寄せについて、ゲルハルト・ベルガーは「もしも80年代、90年代に同じ行為があったとしたら、誰も文句を言わなかっただろう」とオーストリアのTiroler Tageszeitung紙に対して語った。

 ベルガーはナイジェル・マンセル、アイルトン・セナ、ネルソン・ピケ、そしてミハエルという、“荒くれ”ドライバーとともにレースを戦っていた。

「当時、私たちはもっとハードで、容赦のないレースをしていたよ。1周の間に3回はお互いに幅寄せをしていたものだ。でもそれに対して文句をつけることもなかった。レースにはつきものだと思っていたからね。だからミハエルの幅寄せだって、当時基準で考えれば、どうってことはないものだ」

 またベルガーは、ミハエルが自分の期待以下の活躍しかしていないと、厳しい評価をしている。
「シーズンが始まる前には、ミハエルのタイトル獲得の可能性について私は、自信をもって“イエス”だと答えていた。しかし現状からして“ノー”と言わざるを得ない。彼のチームメート、ニコ・ロズベルグは明らかに鼻先ひとつ抜けているんだ。ミハエルも、自身の経験から策略を練って、なんとか若いニコに対抗しようとしているが、効き目はない。小細工はやめて、ニコの速さにどう立ち向かうべきか、ミハエルは学ばないといけない」

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