フェラーリチーム代表、ステファノ・ドメニカリは、F1に1.6リッター V6ターボエンジンが導入されることで、2014年にはチームの勢力図に「大きな驚き」が見られるだろうと予想している。
大きな規則変更が行われると、チーム間の序列に変化が起こることが多く、来年がまさにそういう状況になるだろうと、ドメニカリは考えている。
「序列に関して来季は大きな驚きが見られるかもしれないと予想している」とドメニカリはF1公式サイトのインタビューにおいて語っている。
「私が記憶する限りでは、(来年)直面する変化は、我々がF1において経験した中でもっとも大きな変化になるだろう」
「正しく対処する必要がある。そうでなければ負ける」
他のチーム同様、フェラーリは今季型マシンと並行して2014年型マシンの開発に取り組んでおり、近々すべてのリソースを来季型に集中させることになる。
フェラーリは9月末には完全に来季マシンの開発に集中する予定であると、ドメニカリは述べた。
「全トップチームが、2014年に優位に立つにはリソースを早い段階で(来季型マシンに)集中させる必要があることを理解している」
「我々は9月にシフトし始める。2014年のプロジェクトは非常に難しい」
「9月末にはすべてを(来季に)集中させる。もちろんチャンピオンシップの状況を考慮するが」
