開幕戦オーストラリアGPで2シーズンぶりに表彰台に戻ってきたマクラーレン。その原動力となったのが、メルセデスの新しいパワーユニットにあったことは間違いないが、マクラーレンの開発陣が空力面においても素晴らしい仕事をしたことも忘れてはならない。

 マクラーレンは当初、最後のバーレーン・テストに新しいフロントウイングを使用する予定だったが、トラブルが相次いだために空力のテストプログラムを見送り、メルボルンで初めて試用することになった。その結果が良好だったことから、マレーシアGPではその新フロントウイングに、新しい形状のノーズをミックスさせた新フロントパッケージを採用してきた。

 このマクラーレンの新しいノーズはトロロッソに似た、いわゆる「アリクイ」型で、ハイノーズにレギュレーションをクリアするための細長い先端を組み合わせたタイプとなっている。トロロッソはすでにこの形状を進化させ、ノーズ先端が波形となっていることから、マクラーレンも同様の進化を遂げる可能性が高い。

 ローノーズのメルセデスAMGと、ハイノーズのマクラーレンとフォースインディア、そしてウイリアムズはその中間。同じメルセデスのパワーユニットを使うチーム間でも依然、異なるタイプが混在しているということは、まだこのエリアにおいて正解が導き出されていないことを表している。

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