アウディAGは17日、2012年型新カスタマー向けGT3車両である『アウディR8 LMSウルトラ』を公開した。

『アウディR8 LMSウルトラ』は、これまで12カ国で112勝を挙げたカスタマー向けマシン、アウディR8 LMS GT3をさらに発展させたもので、329,900ユーロ(約3400万円)で販売される。

「我々のカスタマーチームは我々に有用な提案を多数行ってくれた。彼らはさまざまな場所でマシンを使用することになるからね。我々はそれらのリクエストに対して、さまざまな改良を施した」とクアトロGmbHのベルナー・フローヴィンは語る。

 R8 LMSウルトラは、フローヴィンが語るとおりさまざまな改良が施され、ドアがCFRP製になったほか、アウディが開発したPS1セーフティシートを採用。軽量化に加えてパッシブ・セーフティが向上されている。

 また、トランスミッションについてもロングライフ化が計られたほか、エキゾーストの改良によってエンジンのキャラクターも変更されているという。さらに、オイルクーラーやミッションフルードクーラーも大型化。また、コクピット内部や冷却系のエアフローなども見直された。改良されたリヤウイングなど、空力も見直されているという。

 3月にデリバリーがスタートするR8 LMSウルトラだが、既存のR8 LMS GT3に対するアップデートキットもデリバリーされるようだ。日本でもスーパーGT300クラスやスーパー耐久のGT3クラス向けに導入を検討しているチームがいくつかあるだけに、来季は日本でも見られる可能性がありそうだ。

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