ウイリアムズは、2012年型マシンFW34を来年2月の最初の合同テストから走らせる予定であることを明らかにした。

 テクニカルディレクターのマイク・コフランが、新車の開発は順調に進んでおり、チームによるクラッシュテストもすでに12月上旬に行われたと述べたとThe F1 Timesが伝えている。

「リヤサスペンションはすべて完成した」とコフラン。
「最初のシャシーも完成し、2台目も近々出来上がる。じきにFIAクラッシュテストプログラムに取り掛かる予定だ。すでにプライベートテストにおいてはすべてパスしている」
「システムチェックに使うマシンはすでに用意できている。ダウンフォースは(今年のマシンより)そこそこ向上しており、すべてのシステムを備えているので、最初のテストで披露できるだろう。最後のプレシーズンテストにはアップグレードしたマシンを持ち込みたいと思っている」

「マシンは1月中旬にはデリバリーされる見込みで、2月上旬の最初のテストに向けて準備をする。1月末までには検査すべきすべてのパーツを検査し、コーステストでは、その作業の確認を行うようにしたい」
「主要パーツに関しては十分な走行距離を走れるはずなので、マシンが基本的な問題でコース上で止まるような可能性は低いと思う。さらにテストでは信頼性やマシンの全体的な空力パフォーマンスの向上のための作業を集中的に行う」

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