来季予定されているオースティンGPの開催に関して懸念が高まっている。プロモーターとサーキットオーガナイザー間の揉め事の影響でコースの建設作業が今週ストップしたのだ。

 実現に疑問が持たれるオースティンでのグランプリに関し、バーニー・エクレストンはインドでチーム代表らに対し、同グランプリが順調に進むかどうか確信が持てないと述べていた。

 現在、プロモーターでレース開催権を所有するフルスロットル・プロダクションズとサーキットを建設しているサーキットオーガナイザーの間で論争が生じている。レース開催のためには開催の契約がサーキット・オブ・アメリカズに譲渡されなければならないが、これがなされていないということだ。

 15日夜に、サーキット側は、契約が結ばれるまではコース建設工事は再開しないと発表した。

 エクレストンは、アブダビGPの週末にメディアに対し、オースティンGPはカレンダーから脱落する危機に直面していると示唆した。
「我々は努力している。難しい状況だが、なんとか努力して実現させたい」
「当事者はふたつだ。ひとつはコースを所有し、建設を行っている。もうひとつは契約を有している。両者は話し合いをすることを忘れている」

 FIA世界モータースポーツ評議会は来月初めの会合で2012年のカレンダーを正式に承認する予定となっており、オースティンの問題が早急に解決されることが望まれている。

 もし不確かな状況が続き、契約がなされなければ、FIAはオースティンをカレンダーから削除するほかなくなる。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円