10日、千葉県の幕張メッセで開幕し、初日から過去最高の観客動員数を記録したカスタムカー、ドレスアップカーの祭典、東京オートサロン2014。そのステージ裏には、日本を代表する自動車メーカー首脳による熱いメッセージが記されていた。
いまや世界的にも注目を集める東京オートサロン2014は、初日の金曜日から多くの自動車メーカー社長や首脳が集まり、トヨタ自動車の豊田章男社長は金曜からさっそく、GAZOO RACINGブースで「良いクルマづくり」に向けた熱い思いを披露した。また、豊田社長はニッサンブースに立ち寄り、日産自動車の志賀俊之副会長の案内の下、GT-Rニスモのコクピットに収まるなど、首脳陣同士の交流も盛んに見られた。
一方、ホンダブースの裏手には『Hondaへのメッセージを自由にお書きください!!』と書かれた大きな白いボードが掲示された。これは会場を訪れたクルマ好きから自由にメッセージを募るものだが、中央に最も大きく記されたのは、イラスト入りの本田技研・伊東孝紳社長のメッセージだ。
手を上げたイラストの下には、「おもしろいクルマは俺にまかせろ!! HONDA 伊東孝紳」と記されている。ところが、その両手の上には「HONDAなんかに負けるもんか(笑) Morizo参上 豊田章男」とホンダのCMキャッチコピーを引用した豊田社長のメッセージと、「クルマ大好きNIPPONの為に! お互い頑張りましょう! 日産 志賀俊之」という志賀副会長のメッセージが記された。伊東社長のイラストは、3つのメッセージが手を取りあっているかのようにも見える。
モータースポーツ界では、今季からスーパーGT500クラスに3メーカーがニューマシンを投入(東京オートサロンには3車とも展示)するが、世界的には2015年からのF1復帰を宣言したホンダ、ル・マン等スポーツカーレースでその存在感を示しているニッサン、GAZOO RACINGに最もコストを割き、独自の草の根モータースポーツ活動を展開しているトヨタと、3社のアプローチはまったく異なる。ライバルとも言える3社の戦いが2014年はどう展開するのか、楽しみが増すメッセージボードとなった。
東京オートサロン2014は、12日まで幕張メッセで開催される。
