IZODインディカー・シリーズに参戦するチップ・ガナッシ・レーシングは、長年ドライバーを務めたダリオ・フランキッティの引退により、代わりとなるドライバーを探しているが、クリスマス前には発表があるだろうと報道されている。
2009年よりインディカーに復帰したフランキッティは、チップ・ガナッシで2009年から2011年までインディカーを制し、インディ500も2度優勝するなどシリーズを代表するトップドライバーとして活躍していた。しかし、インディカー・ヒューストン戦のクラッシュで負った怪我の影響で、フランキッティは、11月に引退を発表。チップ・ガナッシ・レーシングは、彼に代わるドライバーを急遽探す必要となった。
チームのマネージング・ディレクターを務めるマイク・フル。ドライバーの選定をじっくりやり、決定に近づいていると語る。
「我々がするべきベストの事を決めたんだ。押し迫られていないし、よい景色を見れるだろう。(選定は)終了に近づいているよ。インディカーのドライバー候補には、40~50人くらい打診があった。クリスマス休暇前には発表できると思うよ」
チップ・ガナッシのシートは、アメリカをベースにするドライバーに限らず、マクラーレンのシートを失ったF1ドライバーのセルジオ・ペレスなども興味を示していると言われている。
しかし、オーナーのチップ・ガナッシは経験のあるドライバーを考慮すると報じられており、フルもインディカーでの経験が重要視されると話す。
「インディカーでの経験は、数年前よりもプレミアムなものになっていると思う。スケジュールはとてもコンパクトで、テストを十分にする時間もない。オーバルなどインディカーのドライブを学ぶことは難しいよ」
「インディカーで2時間のレースを走るということを理解しているドライバーが必要なんだ。精神的なコントロールも含めてね」とフル。
フルは、F1での経験もインディカーを学ぶのに役に立つが、2012年に参戦したルーベンス・バリチェロはインディカーでF1の経験を十分に示せなかったと語る。
「F1ドライバーは、多くのプレッシャーの中で2時間のレースをこなしている。でもバリチェロはインディカーでミスを犯さなかったかい? 彼は長い距離のレースを学習していなかった。でも、インディカーに参戦し学んだ。これは大きなステップだ」
ドライバー候補には、ライアン・ブリスコが有力とされているが、最終戦フォンタナでフランキッティの代わりを務め、セブリングのテストにも参加したアレックス・タグリアーニもシートを狙っている。
フルは、タグリアーニのテスト参加について、シボレー・エンジンへのスイッチしとトニー・カナーンの加入後初のテストのために、基準点を増やす役割だったと語っている。
