トロロッソで今年F1にデビューするダニール・クビアトは、たくさんのことを学ばなければならないが、今年は規則が大きく変更されるため、他のドライバーたちと比較的同じような位置からスタートできると語った。

 19歳のクビアトは、2013年の若手ドライバーテストでトロロッソでF1初走行、同チームとレースドライバー契約を結び、アメリカGPとブラジルGPのFP1で走行した。彼は昨年GP3のタイトルを獲得している。

「F1初シーズンのスタートを目の前にして興奮している」とクビアトは、トロロッソの2014年型マシンSTR9の発表に際して語った。

「たくさんの新しいことを発見する年になるだろう。面白くなりそうだよ。早くマシンを走らせたい。それが僕の仕事のメインだからね」

「ウィンターテストで走行日数が6日間というのは十分ではないけれど、新しいマシンにどれだけ早く慣れることができるか、様子を見てみるよ。2013年型マシンに乗った時には、それほど大きな問題はなかったんだ」

「ルーキーだから、たくさんのことを短時間で学ばなければならない。でも今年はすべてのドライバーが新しいドライビングの仕方に慣れなければならず、ゼロからのスタートになる。それが今年規則変更が行われるいい面だね」

「いずれにしても僕は大きなチャレンジに立ち向かうのが昔から好きなんだ。冬の間に十分トレーニングプログラムに取り組んできて、首の筋肉の強化を集中的に行ったから、身体的には問題ないと思う」

「チームは僕に対して具体的な目標を示していないから、できるだけ早く自分の仕事をうまくやれるようになることに集中するつもりだ」

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