デイビッド・クルサードは、2010年F1シーズンが始まった当初は、レースを活気づけるために規則変更をした方がいいと思ったが、マレーシアGPを終えた段階で、事態は改善されているように思え、規則を急いで変える必要はないと思うようになったと述べた。

 開幕戦バーレーンGPでは追い抜きが見られず、レースがつまらないとの批判が起こり、2回ピットストップの義務付けなど規則変更を求める声もあった。
 しかしオーストラリアとマレーシアでは天候の関係もあって、オーバーテイクやバトルが多数見られた。クルサードは、状況はよくなってきているので、規則変更が絶対必要だとは思っていないと述べた。

「もちろん、最近レースが面白くなったのは、雨だったことが大きく関係している」とクルサードは、デイリー・テレグラフの自らのコラムに記している。
「しかし、日曜のセパンを見て、上の人間たちはとりあえず様子を見た方がいいだろうという印象を受けた」
「数週間前、バーレーンの後には、2回のピットストップ義務付けと劣化の早いタイヤの導入という案を支持した」
「このふたつの取り組みは観客によりエキサイティングなショーを提供するかもしれないという考えは今も変わっていない(ただしブリヂストンは“弱い”タイヤを提供する可能性を否定しているので、この案は実現の見込みがないが)。だが、これらが絶対必要だという確信は持っていない」
「現在の規則が確実にうまく働くと言っているわけではない。バルセロナではドライコンディションになり、最速のマシンが上位のグリッドを獲得し、それが決勝を決定づけるかもしれない。ただ、今シーズンは滑り出しはよくなかったけれど、その後はすべての見通しがよくなってきているということは言いたい」
「(ランキングで)トップ7のドライバーたちがわずか9ポイントの中にいる。我々が楽しみにしていた、昔ながらのバトルが期待できそうだ」

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