今季、スーパーGT300クラスに2台のBMW Z4 GT3で臨むGSR & Studie with TEAM UKYOが、BMWのカスタマー向けレースプログラム、『BMWカスタマーレーシング』のチームとして、BMWモータースポーツのサポートを得ることになった。

 2009年まではオリジナルのBMW Z4(E86)で参戦し、ポイントを獲得する活躍をみせていた同チームは、2011年からGSR & Studie with TEAM UKYOとして、GT3マシンであるZ4 GT3を導入。GT300クラスのチャンピオンを獲得するなど華々しい活躍をみせ、ドイツ本国のBMWモータースポーツでも注目されていたという。

 そんなGSR & Studie with TEAM UKYOは、昨年からBMWジャパンを通じて、BMWモータースポーツから『BMWカスタマーレーシング』への打診を受けていたとのこと。このBMWカスタマーレーシングは、BMW320TC(ツーリングカーレース向け)Z4 GT3、M3 GT4(スポーツカーレース向け)を使用するカスタマーチームをBMWモータースポーツがサポートしていくというものだが、このプログラムに入るチームはシューベルト・モータースポーツやROALモータースポーツ(WTCC)、今季FIA GT1に出場するヴィータ4ワンなど、蒼々たる名門チームが並んでいる。

 スタディの鈴木康昭代表によれば、今季はBMWモータースポーツのエンジニアとメカニックが少なくて3回、多くて4回スーパーGTのサーキットを訪れ、チームをサポートするという。WTCC等でおなじみの、ネイビーにホワイトのラインが入ったウェアを来たスタッフがGSR & Studie with TEAM UKYOで作業にあたることになる。また、自チームのウェアなどにもBMWのロゴを使うことができるなど、BMWの“お墨付き”がついた形だ。

 今季のGT300クラスは、ドイツメーカーとしてはBMW Z4 GT3の他にも、ポルシェ997 GT3R、アウディR8 LMS/R8 LMSウルトラ、メルセデスベンツSLS AMG GT3など多くのマシンが出場すると言われている。特に市販車でも同じ客層になるアウディ、メルセデスは、BMWとしても気になる存在だろう。

 アウディ勢はオートスポーツwebが調べたところでは、現在4台が出場すると言われているだけに、今回のGSR & Studie with TEAM UKYOへのサポートはBMWとしても力強い“テコ入れ”になると予想される。GT300で展開される“隠れメーカーバトル”にも注目だ。

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