ザウバーチームは、モナコGPの予選で激しいクラッシュに見舞われたセルジオ・ペレスが、日曜の決勝レースを欠場すると発表した。
ペレスは、予選Q3のアタック中にトンネル出口のブレーキングでコントロールを失い、マシンは高速のままシケイン先に設置してあるバリアに叩きつけられた。
彼は、搬送先のプリンセス・グレース病院で検査を受けた結果、重傷こそ免れたものの、太腿の捻挫に加え脳しんとうと診断されており、最低でも今夜一晩は入院することになったようだ。
「もちろん、セルジオが重傷を負わなかったことに非常に安心している」と、チーム代表のペーター・ザウバーはコメントしている。
また、テクニカルディレクターのジェイムズ・キーは、今回の事故原因を突き止めるために、ペレスの回復をみながら話を聞くことになるとコメント。
「我々は、何が起きたのかを調査している。今のところ、データからはマシンに関する問題は出てきていないが、さらなる調査のためにセルジオと話をしなければならないだろう」
