ザウバーチームは、ヨーロッパGPの決勝で、小林可夢偉のピットストップの際にホイール脱着時にタイムロスが生じたと説明している。

 可夢偉は、F1ヨーロッパGPの決勝を7番グリッドからスタートし、1周目に4番手までポジションを上げてレース序盤を優位に進めていた。しかし、最初のピットストップでライバルに比べ大幅に作業時間がかかり、同時ピットインのキミ・ライコネンと翌周にピットインしたフェルナンド・アロンソにも先行を許した。

「可夢偉は見事なスタートを切り、素晴らしいオープニングラップで4番手にポジションを上げていたので、本当に順調だと思っていた」と語るのはチームのトラックエンジニアリング責任者であるジャンパオロ・ダラーラだ。
「しかし、最初のピットストップで左フロントホイールの作業に時間がかかりタイムをロスしてしまった。その結果、キミ・ライコネンの先行を許し、さらにフェルナンド・アロンソにも前を行かれてしまった」

「その後はブルーノ・セナに当てられ、再びピットインしなければならなかった。その2〜3周後にセーフティカーが出たのも不運なタイミングだった。そして、フェリペ・マッサとのレーシングインシデントでマシンにダメージを受け、ストップしなければならなかった」

 一方、15番手スタートのセルジオ・ペレスは9位入賞を果たしている。
「セルジオ(・ペレス)はミディアムタイヤでスタートしたが、序盤の彼はセナの後ろで引っかかっていた。だから、トラフィックを避けるために10周を終えたところでピットストップさせることを選択したんだ」

「しかし、2セット目のソフトタイヤは予想より早くデグラデーションが始まったので、25周目に再びピットストップを行わなければならなかった。その3周後にセーフティカーが出たのもついてなかったね」
「ソフトタイヤで最後まで走りきるという我々のプランが野心的であることは理解していたが、結局、古くなったタイヤではミハエル・シューマッハーとマーク・ウエーバーからポジションを守ることはできなかった」

「総じて、とても難しいレースだったということだ」

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